猫の足拭き。
シロとクロの足拭き。
毎日踏んづけて、ごめんよ。
そういや、以前黒猫の野良猫になつかれたこともあったなあ。
それはちょうどコロナが猛威をふるってた頃だった。
私はその猫が黒猫だったこともあって、シンプルにクロと呼んでいたけど、コロナの頃にちなんでクロナとでも独自の名前をつければよかったかな(笑)?
そう、コロナとクロをひっかけて。
あ、でもコロナはやっかいものだったから、やはりコロナにちなんだ名前はやめといてよかった。
クロはやっかいものではなかったしね。
あのクロ。
毎日決まった時間になると我が家の玄関の外にやってきたり、待機されたりして、キャットフードをあげてたなあ。
昼間なんて、日向ぼっこを兼ねて、我が家の庭(?)に1日中寝てたこともあったっけ。
玄関のそばにいて、私が玄関のドアを開けるのを待ってるかのようだった。
私が玄関のドアを開けると、クロはニャーニャー言って、尻尾を直角に立てて、私の目を見つめて寄ってきたっけ。
可愛かった。
懐かれて嬉しかったよ。
クロ。
たぶん老猫だったんだろう。白髪も混ざってたし。
毛づくろいもあまりしてなかったし。
ある日を境に突然我が家の前にこなくなった。というか、近所を探しても、まったく姿を見かけなくなった。
たぶん、天国に行ったんだろうな・・。どこで天に登ったんだろう。
だとしたら、私が供養してやりたかった。
懐かれてた頃が懐かしいよ。
可愛かったクロ。
なんか、まるで失恋でもしてしまった気分でいるよ。
なんか寂しいよ。ひきすっているかのようさ。
おかげで、こんな足拭きを使うようになってしまったよ。
この足拭きの中の黒猫に私は、あのクロの残像をダブらせているのかもしれない。
この足拭きをたまに見つめると、あのクロを思い出してしまうことがあるんだ。
これって、未練かい?
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