カラータイマーと、ひげ
私は長年鼻ヒゲを伸ばしている。
最初に伸ばしてみたのは大学の頃だったと思う。大学何年の頃だったかは覚えていない。
だが、大学3年の時に、映画館でバイトすることが決まり、バイト先ではヒゲはNGということだったので剃ったような気がする。
その後しばらくはヒゲはない状態だった気がするのだが、その辺の記憶はおぼろげだ。
もしかしたら、剃ってる時期もあれば、伸ばしてる時期もある・・・そんな感じだった気もしている。就職活動をしてる時は、ヒゲはなかったはずだし。
今みたいに、長年に渡って絶えずヒゲがある・・というわけではなかったと思う。
当時の自分の写真を見ると、ヒゲがある写真もあれば、ヒゲがない写真もあるからだ。
そもそも私がヒゲを伸ばそうと思ったきっかけは、体質的な問題があった。
それは・・鼻の下のヒゲを毎日剃ってると、そのあたりにおできが出来ることがままあったからだ。
肌の「かみそり負け」が、おできになるのだ。
それは、小さなカラータイマーみたいな、おでき。
カラータイマーといえば、もちろんウルトラマンの胸に付いてたヤツだ。
私は肌があまり丈夫な方じゃないのかもしれない。
ともかく鼻の下にカラータイマーみたいなおできができると、それが気になって気になって仕方なかった。
それが嫌で、鼻の下だけでもヒゲを剃らなくてもいいように、いっそ鼻の下のヒゲは伸ばしてしまえ・・・と思ったのがきっかけだったと思う。
まあ、多少は当初はロックミュージシャンなどからの影響もあったとは思うが。
ロックミュージシャンには、当時ヒゲをはやしている人は多かったし。
でも、鼻の下が「かみそり負け」しやすかった・・・というのが大きかった。
人によっては、私のヒゲは「単なるかっこつけ」みたいに思えた人もいたみたいだが、本人としては、肌の弱さからくる体質的な問題が一番大きな理由だった。
肌のかみそり負けという意味では、頬のヒゲやあごヒゲなども課題だが、頬やあごには、鼻の下にできてたようなカラータイマーおできは出来なかった。
もし頬やあご下にもそういうのが出来てたら、頬もあごもヒゲを伸ばしたかもしれない。
ただ・・・頬やあごヒゲまで伸ばしてしまうと、見た目が老成してしまうし、そこまでヒゲが伸びてると、ひげだらけの顔になりそうではある。
なので、どうしたかはわからないが・・。
今思うに、大学3年の頃、バイトのためにヒゲを剃ったのは、大学4年の時の就職活動に備えた良いきっかけにはなったと思う。。
就職活動では、ヒゲはやめておいたほうが無難だったはずだし。
だが、大学を卒業し、社会人になってからは、ヒゲを剃ったり伸ばしたりしてた時期があった。
職場は決して「ヒゲ厳禁」の職場ではなかったから。
ただ、肌の弱さ・・・という体質はずっと変わらなかった。
なので、30代のロックバンド時代の後期あたりからは、ずっとヒゲのある状態できている。
鼻の下にカラータイマーのようなおできがあるオヤジ・・・・そんなオヤジになりたくなくて。
特にライブの時などは、そんな状態では出たくないもの。
もしもカラータイマーおできのある状態の顔を、ライブ中にアップで写真で撮られようものなら・・・。
ヒゲ・・・というと、かっこつけやオシャレのために伸ばす人もいるが、私のように肌が弱いのが理由で伸ばすことになった人もいるはずだ。私以外にも。
とりあえず、鼻ヒゲがあるおかげで、鼻の下のヒゲは剃らないでいられている。
ヒゲの長さを小さなハサミで整えることはあっても、鼻の下にヒゲソリをあてることはない。
なので、ヒゲのおかげで、鼻の下にカラータイマーおできができる状況とは無縁でいられている。
一度、鼻と唇の間の肌に、カラータイマーみたいなおできができてごらんなさい。
そりゃ気になりますよ~。
それを触っても超人に変身できるわけじゃないしね笑)。
怖いのは・・・もし何かの理由があって、鼻ヒゲを一時的にでも剃らなきゃならないことになったら・・・ということ。
そうなるとその状態を保つためには、鼻の下のヒゲを毎日剃らないといけなくなる。
鼻ヒゲがあった部分にひげそりをあてるのは、もう相当久しぶりということになる。
ということは、鼻の下の部分はもう長年ひげそりに慣れていないわけで・・・きっと肌も鍛えられていないだろう。
ということは・・・もし鼻ヒゲを剃って、そこにヒゲソリをあてたら・・・あっという間にカラータイマーおできが復活しそうな気がしてならない。
くわばら&くわばら・・・。
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