御嶽山の噴火・・・恐ろしい。
このニュースを耳にして、思い出したことがある。
それも、つい先日の記憶だ。
私は先日、大雪山の旭岳に行ったのだが、その時のことだ。
その時、私はロープウェイに乗って、山の上のほうに着き、さらにそこから散策コースを歩いていったら、噴出穴があった。
穴からは絶えず煙が出ていた。
しかも、観光客は、その穴のかなり近くまで行くことができた。
もしもあの時・・・その噴出孔の近くに私が行った時に、運悪く噴火したら・・・そう思うと恐ろしい。
今回の御嶽山の噴火では、たくさんの犠牲者が出てしまった。
だが、自力で下山し、なんとか助かった方もいる。
あの噴火は水蒸気爆発だったらしいが、もしもあれが・・マグマが噴出する爆発だったら・・と思うと、それはとんでもないことだ。
水蒸気爆発だったから助かった人もいたのではないか。
だがマグマが噴出する爆発だったら・・・生存者は更に少なかったのではあるまいか。
それこそ、想像を絶する事態になったはず・・。
ちょっと想像してみたのだが、目の前で噴火し、マグマが流出して流れてきたら・・・とてもじゃないが、至近距離にいたら助かる気がしない。
走って逃げ切れるとはとても思えない。
そうすると、マグマに呑みこまれることになる。
それはまさに・・地獄絵図だ。
今や登山は、若い人たちだけでなく、中高年にも人気があり、ツアーなどでは「中高年向きの気軽な登山」といった類の売り文句があったりする。
だが、あまりに「気軽な登山」みたいな言い方をしてしまうにのは、危険なのではないか。
登山というものは、絶えず危険がつきまとうのだから。
やはり登山をなめてはいけないのだろう。
参加する人は、いくらツアー名に「気軽な登山」とあっても、その「気軽」をあまりに隙につなげては・・いけないと思う。
ツアー会社は、あまり「気軽」という言葉を気軽に強調したり使ったりしないほうがいいのではないかなあ。
ともあれ・・
あの爆発が、マグマが流出する噴火でなくて、まだよかった。
なお、写真は以前このブログで紹介した旭岳の噴出口の写真であり、御嶽山ではありません。
亡くなられた方に…合掌…。
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