あれこれ心霊系・恐怖系のDVDをレンタルして見ている。
以前にも書いたが、こういう心霊・恐怖系DVDでは、私は再現ドラマ系の作品よりも、ドキュメント系やトーク系の作品のほうが私は好きだ。
そりゃ、再現ドラマ系のほうがちゃんとクライマックスもあるし、ストーリーもあるのだが、リアル感はあまり感じない。
その点、ドキュメント系だと、撮影者の思惑どおりに「怖い存在」が映像に残せるとは限らないし、けっきょく何も起きなかったりする場合も多い。
でも、それが普通なんだと思う。
また、トーク系の作品だと、語り部の語りに、聴いてるこちらが自分なりにイメージを膨らませられる点がいい。
ドキュメント系の作品では、心霊スポットの潜入ルポみたいなのが多い。
それらを見るたびに、私は「こういう仕事は自分はやりたくない」と思う。でも、他人がそれを実行した映像を見るのは興味ある。
例えば夜、廃墟に取材者が入り、誰もいないはずの廃墟の中に不思議な音が聞こえたとか、写真にオーブや得体のしれないものの姿が写っていたり・・などの成果(?)がある場合もあるが、結局何も発見できなかったり、何も起きなかったりする場合も多いのだが、少なくても自分がやりたくないことは代わりにやっている。
そんな点がいいかな、と。
自分は絶対に、夜の廃墟などは探索したくないし。
怖い話の語り部といえば、最近はそれを売りにする芸能人はけっこういる。
第1人者と言えばもちろん稲川淳二さん。
その他、桜金造さん、島田秀平さん、他。
稲川さんは、芸能人としては、その道の大物であり、すっかりおなじみ。
最近ではそれをパロディにして、稲川さんの怖いトークを真似てギャグにする芸人もいるぐらいだ。それぐらい浸透してるし、今現在怖い話トークの第1人者であろう。
正直私が色んな人の「怖い話トーク」を見聴きする時、つい稲川さんを基準にして比べてしまう時がある。
私にとっては、怖い話トークでは、稲川さんがスタンダードだ。
桜金造さんは、短めのトークが多い。何より、語っている時の表情に迫力がある。
島田さんは、怖い話よりも、心霊系のこぼれ話が面白く、また、役に立つ情報もくれる。そんな点が好きだ。
最近では、北野誠さんの心霊スポット探訪取材なども面白い。北野さんは、このまま心霊キャラでいくのだろうか。
これらのDVDを見るたび、彼らが得体のしれないものにとりつかれたり、呪われたりすることのないよう願うばかりだ。
それは以前にもこのブログで書いたことだが、その思いは・・・変わらない。
P.S. 写真は、心霊スポットとは何の関係もない廃校。
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