「怖い話」を語る人は、今や多数いる。
そういう人たちの「怖い話」を聞いてると、その話に出てくる場所に興味を持ち、その場所はどこなんだろう・・・と思うことがある。
中には行ってみたくなる場所もあるし、決して行きたくはない場所もある。
もう何年か前のことになるが、ある方の「怖い話」を聞いてたら、その話に出てきた場所は私が住んでる場所から近いことがあった。
それこそ歩いても行ける場所だった。で、その場所には、昔・・ある建物があった。で、その「怖い話」は、その建物にまつわるできごとであった。
今私が住んでる場所にとっては「地元に近い」場所だった。
なので、その話に出てくる場所の周辺の風景描写や、位置や地理的なもの、その場所の周りの「今の環境」なども、ありありとリアルに私の中に浮かんできた。
話で語られる風景については「ああ、あれか」とか「あそこね。確かにそうなっている。」とうなづいてしまった。
と同時に、「そうか、あそこってどうも妙だと思ってたんだ。そういうことが昔あったのか。」とか「げっ、あそこってそんなものがあったり、そんなことがあった場所だったなんて、知らなかった・・」「なるほど、あのあたりに不自然なくらい、今でもある種の建物が揃っているのは、過去にそういうことがあった名残なんだな。」などとも思った。
そうなると・・いずれその場所に改めて行ってみようかな・・と思うようになった。
そう、そのエリアに昔「怖いこと」があったということを知った上で。
知った上で改めて行くと、同じエリアでも、それまでとは違う思いや見方をするだろう。
もしかしたら、何か発見したり、気付いたりすることもあるかもしれない。
そのあたりのエリアは、これまで私は何度も通っている。歩きで通ったこともあれば、車で通ったこともある。それこそ何度もある。
子供の頃から含めれば、もう何回そのエリアを通ったか数えきれないぐらいだ。
私にとっては割となじみ深い場所。
過去にその場所を通った時は、まさか昔恐ろしいいことがあった場所だったなんて知らなかったし、ただの普通の風景でしかなかった。
だが、そのエリアの過去のことを知った上で行くと・・もう普通の風景とは思えなくなるかもしれない。
その話のトークで語られた場所・内容・立地などを、今の地図と照らし合わせて、ある程度はあらためて調べた上で、ピンポイント的にその場所を突き止めてみようとおもった。
幸い、前述の通り、私の「ほぼ地元」でもあるので、その場所へのアクセスはわかっている。迷うことはないはずだ。
てなわけで、先日行ってみた。その場所に。
その「怖い話」に出てきた建物そのものは、もうない。
その建物はとうに壊され、今では全然違う建物が建っている。
なので、その「怖い話」に出てきた霊障はもう今では起きていないのだろう。
新しい建物を建てる前に、場所柄、きっとお祓いも行われたであろうし。
そのエリアには、場所によっては、忌まわしい過去とは対照的なぐらいの穏やかな建物・・例えば幼稚園が今では建っている場所もある。
その幼稚園に通っている子供たちも、親たちも、その場所がかつて「政府が政治的に隠したがる建物」があった場所だなんて、思ってもいないだろう。
そしてその事実は、幼稚園に通う子供たちも、親も、幼稚園関係者も、知らないなら知らないままでいたほうがいいだろう。
また、その「いわくつきのエリア」は広く、幼稚園以外の場所にはマンションみたいなものも建っている。
そのマンションに暮らしている人も、そのマンションが建っている場所が、まさか昔「いわくつきの場所」だったなんて知らないだろう。なので、マンションの住人も、知らないままでいたほうがいいだろう。
私はそういう人たちに、そのことを伝える気はない。
人間、知らないでいたほうが良いこともあるから。
知ればいいってものばかりではないのだ。
とりあえず、今そのエリアに住んでる人たちや、幼稚園に通っている子供たちや親やスタッフが平穏な日常を過ごせているなら、それに越したことはない。
そんなことを思いながら、私はその「いわくつきの場所」を散策した。
そのエリアには、今でも「昼なお暗い」細い道もある。
夜、女性が1人でその道を歩くのは危険なのではないか。人があまり通らない道だから。
そのエリアは、もし私の「ほぼ地元」内にある場所じゃなかったら、わざわざ私は足を運ぼうとは思わなかっただろう。
だが、決断すれば歩いて行ける場所だったので、行ってみたのだ。
行ってみてあらためて思ったのは、「以前から、なんでここはこんな作りになっているんだろうと思ってたが、今見てもやはり不思議ではあるよなあ。でも、事情がわかったうえで来てみると、なるほどね・・という感じだなあ」ということだった。
もちろん「ここに、あれがあったのか・・」「ここで、昔ああいうことが起きていたのか」とも思った。
散策しながら、そんなことを考えてた私。
私が散策した時、そのエリア内では工事をやっており、狭い道は途中から通行止めになっていた。
だが、普通の工事ではあると思うので、いずれ工事は終わるはず。そうしたら、工事が終わったらいつかまた行ってみるかもしれない。そう、「かもしれない」ということで。
ちなみに、前述の「怖い話」に出てきた霊障そのものは、その建物がもうない以上、今では起きてないとしても、その脇にある「妙な場所」は今でも心霊スポットと呼ばれており、今現在でも事故などが多発しているらしい。心霊マニアが今でもよく訪れているようだし、その「妙な場所」は心霊スポットとしては、マニアの中ではそれなりに知られているようだ。
そう、立地を考えると、そこは今でも「妙な場所」ではあるから。
あえて、その場所がどこなのか、そしてその場所に昔何があったのか・・はここでは書かないでおこうと思う。
ひとつだけ言えることは、「不幸な時代」をまた呼び寄せるようなことはしてはならないということ。
なお、写真は、この記事に出てきた場所とはまったく無関係です。
心霊スポットという訳ではないのですが、自殺者が出たのです。
それも近所で床屋を営業していたマスターが首を吊って…。
あれから20年以上は経過しますが、「幽霊が出る」噂は聞きませんが、私が実際に知っていた人が自殺した場所ですからね。
「怖い」よりも、「悲しい」感情が湧いてきます。
しかし夜には、近付きたくない場所でもあります。
だとしたら、昔何かの心霊番組か心霊本か心霊サイトのどれかで見たり読んだりした記憶があります。
それがどの場所だったかは忘れましたが・・。
そういうエリアが、日本にはいくつもあるんでしょうね。
それにしても・・・生きてる時は別に怖くもなんともない普通の人が、死んで霊になってしまうと、生きてる人間に怖がられるのは、少し不思議ではあります。
そこで自殺者が出る前、その後も、近くにある友達の家に遊びに行きました。
霊感0である私には、「その後」にも何も感じ取ることは出来ませんでした。
しかし、昼間でも鬱蒼としている雑木林の奥は、あまり見たくないですね。
だんぞうさんがご覧になられた「住宅街に囲まれた雑木林」が、まさしくそこなら…。
ヤクザの女と寝て、追われて、うつ病のようになり、その果てに…という悲しい“事件”でした。
なまじそういうのがあるために、見えてしまうよりは・・。
霊感がある人には、霊のほうで寄ってくる・・という話も聞いてますから。
ヤクザの女性と寝て・・・ということは。もしや美人局だったのかもしれないですね。
だんぞうさんらしい?という話題です。
ぼくも、『いわく因縁のある場所』というのは、いっぱい聞いたことがありますね。
ま、そういう話題は、ぼくも好きです。
子供の時は、そんな場所はいっぱいありました。
みんなで探検にいったものです。
でも、子供の噂話などは、たわいもないものですね。
しかし、オトナの話しのなかで、真剣に『いわく因縁のある場所』というのは、
本当に怖いです。(笑)
あまり、そういう所には、かかわり合いにならないほうが、いいんじゃないかと
思ったりしますね。((笑))
やはり、『幸福感』ただよう場所や建物のほうが、いいんじゃないかと、、、、、、、?
子供の時は探検できる場所は私の活動エリアにけっこうありました。
廃墟ビルや、防空壕跡、謎の空き地、沼、整備されていない崖、ほか。
都心なのに、そんな場所がまだあったのです。
この日記で書かれた心霊スポットは今も健在ですし、今も残るそのスポットの脇には、昔は戦争にまつわるダークな建物があったらしいのです。
それゆえ、当時色んな噂があったらしいです。
その建物にまつわる怖い話が。
まあ、今ではその建物はありませんから、関わり合いにはならずに済みそうです。
もっとも・・今もその建物が残ってたら、心霊マニアが潜入しまくっているかもしれません。
で、その様子を動画に撮って、ユーチューブなどにあげてるかもしれませんね。