箒杉への道

丹沢の旅でふと見つけた道。

この道の写真の左には、箒杉（ほうきすぎ）なる大木がある。
この写真には写っていないけれど。

左側に鳥居が写ってるが、その鳥居をくぐり、階段を上っていくと、その大木に至近距離で出会うことができる。

道はひっそり。

ほとんど通りがかる人も無い。
少なくても地元の人らしき人影は見当たらなかった。

たまたまなのか、それともいつもそうなのか。

地元の人の気配は・・希薄だった。

この近辺には、ちょっとした飲食店もあったりしたのだが、人の気配は・・なかった。

きっと、店の中には店員もしくは、店主はいたのだろうけど。

あたりは静まりかえっていた。

都心で暮らしていると、こういう雰囲気の道には、旅にでもでないと中々出会えない。


この辺りの人の気配は・・・たまに、ドライブのついでに、ポツリポツリと見物客が現れるくらいか。
見物客は、立ち寄って、またどこかに去って行くだけだ。

とはいっても、全国的に有名な場所・・・ってわけでもないので、来訪者は少ない。


この辺りの雰囲気は・・・なんとなく・・寂しかった。

このへんで暮らしていると、自家用車は必須なのだろうね。

バスだと、本数は少なそうだし。



ともあれ・・・箒杉という大木は、こういうひっそりとした場所に、ひっそりと生きていた。人の往来を避けるかのように・・・・。