先日、茨城県の湯の澤鉱泉に行ってきた。
去年の夏には福島に旅行したのだが、今回は茨城県に旅行しようと思っていた。
東日本大震災では広い範囲の地域が被災地になった。特に津波被害が甚大だった宮城県、そして原発問題では福島県がよくマスコミで取り上げられた。
どちらも被害が深刻だったから、マスコミの注目度が大きかったのはわかる。
だが、茨城の被害も相当なものだった。同じ意味では千葉もそうだろう。
千葉の場合は知人が住んでいる地域でもあり、被害のリアルな様は千葉在住の知人から聞いてはいた。
だが、茨城のことは、あまり情報が入ってこなかった。
なので、今回は茨城に旅行することにはこだわった。
義援金を出しても、被災地に使われずに、関係ない地域の公共事業に使われたり、せっかく集まった義援金が手続き上の問題で被災者に中々分配されない現状に、私は納得できない思いでいた。
だから、・・・ならば現地に旅行して、そこでお金を使いたいと思った。
湯の澤鉱泉は、水戸から水郡線に乗り換えて、山方宿駅で降りる。
そこから宿の送迎車で宿に向かう。
山方宿駅からは車で10分ちょい~15分ぐらいだったろうか。
田園風景の広がる中を車は進み、やがて里山の中に続く小道にはいって、くねくねと進んでゆく。
実はこの宿を予約する際、もし雪が降ったら送迎ができないので、キャンセル扱いになる・・・ということを聞いていた。今年は各地で大雪が降っているので、ちょっと心配だった。
なにせ、昔・・・・他の飛行機は飛んでるのに私の乗る飛行機だけが大雪で欠航になったり、台風で欠航になったりする「巡り合わせの悪い」思いを私は何度も経験してきている。
なので今回も「巡り合わせの悪い」状況になってしまったら・・と思うと不安だった。
念のために旅行前日に宿に電話して、現地の雪情報を聞いたところ、大丈夫そうだったので、安堵。
現地に行き、宿近くの里山の中の小道は、幅が狭く、車一台通るのがやっと。
しかも、くねくねとしており、小道のわきはちょっとした崖だったりもした。
なので、雪が積もってしまったら、確かに車が通るのは危険。
そのへんは、現地での立地を見て納得。
ともあれ、里山の中をくねくねと続く小道を進み、やっと宿の前に辿り着いた。
入口の前には犬小屋があり、犬が宿のスタッフよりいち早く私を出迎えてくれた。
おとなしそうな犬だった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます