時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

商売敵の店に感謝を(?)

2019年12月16日 | 日々の、あれこれ

復活したスーパー

 

最近、何の気なしに町を歩いていて、昔よく利用していたスーパーの前を通りがかった。

そのスーパーは、駅からは遠いが、地元人たちからはよく利用されていたスーパーで、けっこう繁盛していた。

だが、数年前に突然店じまいしてしまった。

店じまいする直前、私は惜しむかのようにそのスーパーによく行ってたのだが、なんでも建物ごと改装するため一時休業するとのことだった。

完全閉店というわけではなく、数年後にリニューアルして復活する意思はあるようだったので、「しばらく不便になるけど、仕方ないか」と思った。

 

なんでも、復活には数年を要するらしかった。

というのも、そのスーパーが入っていたビルごと立て替えるらしかったからだ。

店内改装というレベルではないようだった。

 

やがてそのスーパーは消滅した。そのスーパーが入っていたビルごと。

困ったのは、その近くに住んでいた住人たち。私もその中の1人。

そのスーパーのすぐ近くには、他のスーパーはなかった。

スーパーに行くとなると、そのスーパーの場所から歩いて15分くらいはかかるであろうJR駅の近くのスーパーに行くしかない。

もしくは、そのスーパーの近くからバスに乗って、2~3駅分先のエリアにあるスーパーに行くしかない。

バスにわざわざ乗っていくより(バスだと、バスの時刻の問題もあるし)、歩いて15分かけてJR駅近くのスーパーに、仕方なく皆行っていたのだろう。

 

 

ただ、その結果、JR駅近くのスーパーがにわかに混みだした。反動だったろう。

15分先のスーパーが休業したおかげで、休業したスーパーのお客さんが一気に押し掛けるようになったのだから、売り上げは倍近くになったのではないか。

その証拠に、駅近くのスーパーに・・特に夕方に行くと、レジには客の長蛇の列ができるようになった。

スーパーが2店あったころには値引きしていた品物も、あまり値引きしなくなった。

それでも、売れるからだ。

ちょっと遅い時間に行こうものなら、惣菜・弁当類など、もうほとんど残っていない・・そんな状態が続いていた。

 

だが!

最近、休業したスーパーのあった場所の前を通ったら、そのスーパーが復活していた。

新装開店にはまだ少し時間がかかるんじゃないかと思っていたのだが、予定よりも早い新装開店であった。

たぶん・・近くの住民から早い復活を望む声があったのではないか。確か・・予定では2020年の5月あたりの再開予定だったはずだ。それよりも半年早く再開したことになる。

 

 

これでその近くに住む私としては、スーパーの選択肢が増えたことになるし、これで駅前のスーパーも昔のような値引きを復活させるかもしれない。

レジの大行列も少し緩和されるかもしれないし、少しぐらい遅く店に行っても残ってる惣菜などがまだあるかもしれない。

 

 

やはり、客としては、利用してる店には商売敵という店はあったほうがいいんだろうなあと思う。

 

経営者側には、商売敵などいないほうがいいのだろうけど。

 

 

なお、写真はこの記事のスーパーとは関係ありません。

 


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