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チューブ入りのチョコレート。
自分が子供の時に食べていたお菓子が今も変わらず製造販売されているのを見ると、なにやらちょっと嬉しくなることがある。
なにせ、自分が子供の時に食べてたお菓子で、今ではもう消えてしまったお菓子はけっこうあるから。
お菓子もまた時代の流れと共に移り変わっていき、生き残るものもあれば、消えてゆくものもあるということだろう。
子供の時よく食べてたお菓子のひとつに、チューブ入りのチョコレートがあった。
よく旅行用の歯みがきセットに歯ブラシと共に小さなチューブ入りの歯磨き粉がついてきたりするが、その旅行用の小さな歯磨き粉の入ったチューブと同じくらいの大きさのチューブの中に、チョコがはいっていたお菓子・・そういうのがあった。
チューブを押すとチョコがニョロッとひねり出てくるお菓子で、それを食べると歯がチョコ色になったものだった。まるでお歯黒みたいに。
で、口のまわりにもチョコの一部がついたような気もする。
チョコは柔らかく(だいいち、硬かったらチューブから出てこないだろう)、口に入れると溶けていくようなチョコだった。
チューブに入っているチョコが少しでも残っているともったいないので、チューブを極限(?)までつぶしたりひねったりして、中のチョコをひねり出していたもんだが、あまりにもチューブをひねったりつぶしたりしすぎて、その結果チューブのどこかが切れたこともあった(笑)。
よく言えば、「食べ物を大事にする」。、悪く言うと、「セコかった」(笑)。
それほど、すみずみまで食べていた。
先日そのチョコのことを思い出し、「きっともう消えてしまったんだろうな」などと思いながらも調べてみたら、今でも製造販売されていることがわかった。
「あ、まだあるんだ」と思うと、ちょびっと嬉しくなった。
だからといって、今自分が買いたいか・・というと、ぞれはまた別問題ではあるのだが。
このチューブ入りチョコをあまり普段見かける印象が私にはないのは、私がお菓子売り場を今はあまり覗かないせいかもしれない。
お菓子売り場によく行く方は、売り場でこのチューブ入りチョコを今でもよく見かけるのだろうか。
さっき、旅行用の歯磨き粉のチューブのようなもの・・・と書いたが、厳密には・・どちらかというと、チューブ入りのミニサイズの接着剤、もしくは絵の具のようなチューブだった。
というのは、チョコが出てくる箇所は小さい穴だったから。
歯磨き粉が入っているチューブは、歯磨き粉が出てくる穴はセメダインのチューブよりも大きかった。
そう、ミニサイズの接着剤のチューブの口は、小さい穴だった。
で、チューブ入りチョコの出口も小さい穴だった気がするのだ。
チューブ入りチョコの味は・・正直あまり覚えていない。
まずくはなかったからよく食べていたと思うのだが、かといってとりわけ美味だったかというと・・・よく覚えていない。
ただ、口に入れた瞬間溶けていく、そんな食感は好きだった覚えがある。
それと、チューブの小さな穴からニョロッとチョコがひねり出てくるのが面白かったのも覚えている。だからよく食べていたのだろう。
あと、どこか、駄菓子屋で売られていてもおかしくないような、玩具菓子みたいな雰囲気もあった。
そんな点も、私にとっては好みだったのかもしれない。
顔や服を汚しやすいチョコだったような気もするが、楽しいチョコではあったと思う。
私はもっぱら、チューブの出口に口をつけて、直接食べていたと思うが、チューブチョコには、別の味わい方もあったようだ。
たとえば、チューブの出口をビスケットなどにあてて、ひねり出したチョコをビスケットなどに塗って食べる方法。
また、湯を注いでホットチョコドリンクにして味わうという方法もあるみたいだ。
もっぱら直接食べることしかしてなかった私にとっては、それらの食べ方は目からうろこだ。
子供時代、試してみればよかった。
また、チューブが密封容器に入っていれば、低温保管の必要性も少ないらしいので、非常時のための保存食にもなるようだ。
こうして考えると、中々どうして用途の広いチョコということになる。あれこれ応用がきくお菓子なんだね。
おみそれしました・・という感じだ。
その応用性の高さを考えると・・・やはり消えていくには惜しいお菓子ではある。
だから残っているのかな・・。
なんでも、かつては森永のような一流メーカーも作っていたようで、しかもその歴史は古かったようだ。なんと、森永のチューブ入りチョコは昭和7年の発売だったらしい。
発売以後、世の流れと共に生産中止と復活を繰り返したらしい。根強い人気があったんだね。
結局、昭和55年に姿を消してからは、復活はされていないようだが・・。
でも、他のメーカーによって今でも生産販売されているわけだから、チューブ入りチョコは決してあなどれないお菓子ではある。
やはり、その応用性の高さは、中々特筆ものだ。
楽しさと、応用性の高さ。それこそがチューブ入りチョコの生命力の源なのだろう。
何気に・・・チューブ入りチョコよ、おぬし、なかなかやるのう! と言ってあげたい。
なお、写真は絵の具のチューブです。チューブ入りチョコ現物ではありません。
ただ、チューブ入りチョコというのは、こんな感じでした・・ということで。
もしや・・・チューブ入りチョコの開発は、絵の具からヒントを得たのかな?・
私が憶えているチューブチョコの味は、どちらかというと苦味の強いビターなものですね。
値段は10円だったかな?
駄菓子屋で買えるチョコの中では比較的ちゃんとした味のチョコだったような気がします。
駄菓子屋にも板チョコめいたのは売ってましたが、ザラザラしててベタついた甘さでチョコとは言い難いものでした…もっともそんなのしか買えないので買ってましたが(笑)
だから時々買ってもらった大手菓子メーカーの板チョコの美味しかったこと!
私もよく食べtました。
味・・・苦味の強い味でしたか?私はもう味まではよく覚えてなくて・・。
10円だったのですか。
今の物価を考えると嘘みたいですよね。
今はいくらぐらいするんだろう・・。
駄菓子屋の板チョコ・・・あったような気がしますが、よく覚えていません。
駄菓子屋のお菓子の魅力はその安さ。
多少おいしくなくても、貧乏キッズにとっては、安いんだから文句は言えない・・そんな感じでした。
だからこそ、たまに・・例えば遠足などである程度おやつの予算がとれる時に大手メーカーのお菓子を食べると、その味のグレードの違いは大いに感じたものでした。
ハイクラウンチョコなどは絶品でした。
まあ、贅沢品って感じでした。
あの頃は本当に憧れのお菓子でした。
あの箱は子供心にすごく高級なものに見えましたね。
友達の誕生会でクッキーなんかと一緒に出された事がありましたが、
すぐ食べてしまうのがもったいなくて、家に持ち帰った事がありました。
結局食べたのは2〜3日後でしたね。
もう美味しくて美味しくて(笑)
小学校校の時の遠足のおやつ代…いくらだったかな?
多分50円~100円だったような(笑)
せんせ〜バナナはおやつに入り…
しかも、銀紙みたいのに包まれて。
見た目も高級感がありましたが、その美味さは格別でした。
めったに食べられないチョコだったからこそ、たまに食べる時は嬉しかったです。
かみしめて食べました(笑)。
遠足のおやつ代、私の小学校では300円以内でした。
当時の子供にとっての300円は大金に思えました。
余裕でハイクラウンも買えました。
そういえば、バナナも当時は高級品でした。