私のかつてのHP「時代屋小歌」の記事の、音楽面の記事を復刻する別ブログ「時代屋小歌(音楽編)」の方で、このほど新たに自作曲の歌詞を1曲復刻しました。
「心静かに屋久島で」という曲です。
こちら ↓
http://blog.livedoor.jp/syunka16-mymusic/archives/5092195.html
タイトルからも分かるように、この曲は屋久島に旅行したことがきっかけで生まれた曲です。
私の作ってきた自作曲の中では、「精霊の街」という曲にやや通じるメロディラインを持っている曲です。
この曲は1回だけ、私には珍しい弾き語りライブで歌ったことがあるだけです。
お客さんからの反応があまりなかったので(笑)、その後ずっと埋もれていくことになりました。
でも個人的にはメロディラインなどは気に入っています。
屋久島に行くには苦労しました。まず、ある年の夏に種子島経由で屋久島に渡るプランの旅行にしたのですが、種子島に泊まった翌日、あいにくの台風で飛行機も船も欠航になり、そのまま種子島に閉じ込められました。
結局その時の旅行では屋久島行きは断念せざるを得なくなりました。おさまりがつかなかった私は、その年の暮れに屋久島にリベンジ旅行しました。さすがに冬なら台風は来ないだろうと思ったからでした。
今思うと、冬に行って正解だった気がします。
もともと高温多湿の島なので、湿気や雨が多い夏に行ったら、私の体力では縄文杉まではたどり着けなかったかもしれません。
無事に縄文杉に辿り着いた時は、嬉しかったものです。
縄文杉登山をしている時に感じたことを歌にしました。
できれば、澄んだ高音ボーカルの女性に歌ってもらえたらイメージ通りになりますが、前述の「精霊の街」という曲も同タイプの女性ボーカルイメージの曲なので、両曲とも澄んだ高音の女性ボーカルで披露すると、曲が似通って聞こえてしまうかもしれません。
なので、今のところこの曲は、誰にも渡したことはありません。私自身が歌ったことが1回あるだけです。
やはり大変思い入れがあるオリジナル楽曲ですね。
そういう楽曲は、だんぞうさん御自身で歌うことが一番ですよ!
楽曲提供する場合、「その楽曲を与える人へのイメージ」はあるでしょう。
しかし、リアリティを持って歌えるのか…?
近年の若者向け歌手たちが歌う歌は、全体的に下手です。
歌詞に対して、言葉にリアリティを全く感じられないのですよ。
やはりオリジナル楽曲は、作者自ら歌うことですね。
「佐渡の歌」もありましたら、いつの日かご紹介くださいね。
自分で歌うことを前提に作ると、自分の声域、声質、自分のキャラなどを考えると、作る曲に制約ができてしまうことがあります。
でも、他の人に歌ってもらうことを前提に作ると、作るときにより幅が広がるんです。
で、出来た曲を他の人に渡してもいいし、あえて自分で歌ってみてもいい。
作るときに幅が広がるのは、けっこう楽しいんです。
佐渡の歌ですか?
なぜいきなり佐渡が?(笑)
佐渡には2回行ったことがありますが、まだ佐渡を題材にした歌は作ったことはないです、、、。
なるほどです。
「楽曲提供によって幅が広がる」
この心境は、楽曲作者でなければ、わからないですね。
さて、「佐渡」は、私が「離島を含む日本列島」の中でも、最も深い興味を抱いている島が「佐渡島」です。
松尾芭蕉の俳句「荒海や、佐渡に横たふ、天の川」があります。
当時、佐渡は「罪人の島」でしたね。
そういう悲しい歴史が私の琴線に触れました。
又、民謡「佐渡おけさ」という唄と詩が悲しさ・美しさに満ちていて、魅力的です。
私が初めて佐渡に行ったのは幼少のころで、まだ幼稚園にあがる前でした。
でも、いくつか覚えてる光景があります。
その記憶のひとつは、港近くの橋のそばで、現地の女性が佐渡おけさを踊ってる姿でした。
佐渡おけさのメロディーの断片は、その時に覚えました。
まあ、断片でしたけどね、、、。