時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

嘆きの自動改札

2008年07月09日 | 日々の、あれこれ

どうも、導入当時から自動改札なるものが、あまり好きではない。
自動改札・・そう、駅の改札に設置してある機械だ。

人件費、キセル防止、など諸々な事情の打開策として導入された機械である。

だが、この自動改札、不正をしていないのに、通せんぼされることが少なくない。
自動改札を通ろうとした時に、前の客が機械のチェックにひっかかってしまうと、後続の人まで通せんぼをくらうハメになり、そんな時、後続からは舌打ちが聞こえることもある。

実は先日も、私はこの自動改札にひっかかった。不正もしていないのに。
もしかして、顔を見て判断してるのかナ(爆)? 
くそ~、機械に顔判断などされてたまるかい!生まれつき、こういう顔だっての。


ともあれ、定期を入れたら、出てこない。まだ期限内だったし、乗り越しもした覚えもない。
女性駅員に通報したら、機械のカバーをあけ、むきだしになった機械部分を点検しはじめた。
だが、見つからない。

たまりかねた駅員は、男性駅員にヘルプを求めた。
で、代わりに出て来た男性駅員も同じことを繰りかえすのみで、ラチがあかない。
しまいには、ベテラン駅員を呼び出すハメに。な、なんか、騒ぎが大きくなっていくような・・。
通行人が怪訝な顔をして、まるで何かの犯人のような目で私をチラ見してゆく。ぬ、濡れ衣だっての!冤罪だ!私は何も悪いことはやってない・・。


で、出て来た年配の駅員は、機械部分のより細かい部分まで点検しはじめたのだが、私の定期はどこにいってしまったのか、いっこうに見つかる気配がない。
その間30分はゆうにかかっている。


帰宅時だったからまだよかったようなものの、これが朝の出勤時だったら、大変。
こんなに何十分も待ってられない。

駅員は、より細かく点検しますからまた後で来ていただけますか?とか抜かす。
それって・・一度帰宅して、また駅まで来てくれ・・ってことだ。勘弁してほしい。
帰宅したら、もう駅に来るのは面倒くさい。駅の隣に住んでるわけじゃなし。


「なぜ、不正もしていないのに、こうやってひっかからねばいけないんですか?」と、私の口調も少しいらついている。
でも・・私の定期は、出てこない。

「ならば、無くなった定期を弁償してくだされば、もうそれでいいです」と言ったのだが、「規則で、そういうことは許されないんです。」と言い張る駅員。どっちが悪いんだかねえ・・。
「そもそも、こんな融通のきかない自動改札など設置しておくから、こういうことになるのです」と言いたい私だったが、あえて言葉は呑み込んだ。
そう言いたくもなったヨ。ヨヨヨ・・。


いっこうにラチがあかないので、困り果てた駅員は、紙に臨時のパスを書いて私に手渡した。
機械の業者を呼んで点検しますので、お客さんの定期が見つかるまで、これで代用してください・・とのこと。

だが、この臨時のパスは、自動改札には対応しない。
駅員のところに直に持っていき、通してもらうためのシロモノ。

私も待ちくたびれたので、とりあえずそれを受け取り、帰宅。
結局、その駅で40~45分くらい待たされた。結局その時は私の定期は見つからなかったので、待った時間はまったくの無駄に終わった。
自動改札さえなければ、40~45分の無駄時間なんて過ごさずにすんだのに~。


40~45分あれば・・40~45分早く帰宅できれば・・・

昔ならLPレコードを1枚聴けただろう。
風呂に入れただろう。
大河ドラマなら、まるまる見ることができる長さでもある。
ファミスタなら1~2試合できる。
全自動洗濯を終えることもできる。クーラーのフィルター掃除だってできる。
ツメだって切れる。ヒゲだって、揃えられる。
6弦ギターの弦を張り替え終ることも余裕でできる。
高校生時代の自分なら、その40~45分で曲を1曲作れたかもしれない(今はムリ)。
誰かと飲みにいけば、ビール1~2杯は飲める。
彼女と別れ話がでてる場合は、おとなしくフラれることもできる(??)。←ホントか?
東京から東海道新幹線に乗れば、富士山がだいぶ近いはずだ。
東京から北海道行きの飛行機に乗れば、行程の半分くらいは飛んでることになる。
自分が光なら、太陽まで2往復半くらいはできる(?)。


・・などと、ケチくさい(?)余計なことまで考えてしまった。 ←ウソです。
でも、仕事が終ってやっと家に帰る途中の「40~45分のロス」は大きい。
くつろげる時間を40分削られたようなもんだからね。


ともあれ、翌日の朝と帰りはその臨時の手書きのパスで電車を利用。
で、帰宅時に再び「定期がなくなった駅」に付き、駅員のところにいき「昨夜、自動改札から定期がもどってこなかった者ですが・・」といったら、私の定期がでてきた。
どうやら、自動改札を作ってるメーカーの社員を読んで点検してもらったらしい。

なんでも、私の定期は、自動改札内の意外な所にまぎれこんでいたらしい。
とりあえず、これで無事に定期は戻ってきたのだが、私の中にはどうにも釈然としないものがある。

自動改札が、不正もしてないのに通せんぼしてるケースは、実はよく見かける。
おそらく、それは今後も続くだろう。


自動改札・・・ほんとに、困ったヤツである。
これはもっぱら鉄道会社の都合で入れたものに過ぎず、これのおかげで迷惑する客は多いと思う。
サービス向上どころか、サービスとは正反対の事態を引き起こす疫病神みたいな場合があるもんね・・。


いつまで、こんなのを使うつもりなんだろう。
きっと・・いくら客に迷惑かけようが、今後も使うんだろうね。ずっと。
というか、使うしかないのだろうね・・。

個人的には、自動改札などという融通のきかないマシンには、一刻も早く消え去ってもらいたい・・というのが本音だ。
じゃなければ、もっと賢い性能に変えてほしい。
今のままでは、客にとって迷惑をかけることの方が多いと思う。


切符や定期を入れようとしても、スムーズに入らないときがあるし、取りづらいこともある。
へたすると、前の客がスローモーだと、自分の入れた切符や定期を前の客に持っていかれそうになることもある。
前の客がひっかかると、後ろの客まで迷惑する。
不正してないのに、読み取りエラーで、扉がしまることもある。

そうかと思えば、今回のように、不正もしていないのに、自分の入れた定期が、一時行方不明になることもある。
朝の通勤時や、乗り換えなどで時間に余裕が無い時は、自動改札のせいで乗り換えがうまくいかなかったり、仕事場に遅れたりしたら、賠償金をもらいたいくらいだ。
不正をしていないのに、ひっかかる・・というのが、どうにもイヤ。


駅員が直に切符を切ってた頃のほうがよかったなあ。
自動改札って・・・やはり、問題は多いよ・・。
まあ、鉄道会社にとっては今や必需品なのだろう・・ということは分かるんだけどネ~。


時間のロス・・といえば、最近、電車への飛び込み自殺が多いような気がする。
たった一人の人生の終焉が、何万人(?)もの人に迷惑をかけてしまうこともある。
そういう「人生の終焉」は・・やめようよ・・.
まあ、自殺が多いということは、今の日本の社会に「救われない要素」が多く、生きていくのが辛い時代・・だっていうことなのだろうね。

自殺者を多く生み出す今の日本には、大いに問題ありだね。
自動改札でひっかかったから自殺する・・なんてことは無いにしても。


・・あちゃ~~、今回は「ぼやき」の日記になってしもうたぜよ・・。


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