ふくらんだ噂は、話10倍だった

ちょっと前に、久々のプチ同窓会という名の飲み会があった。

以前は年に２回くらい開かれていたのだが、コロナのせいもあり、開催は久々だった。

初めに互いの近況報告があり、その後はなごやかな飲み会に。

今回初めて参加した人がいて、当初はその人の歓迎会みたいなノリ。

その人は女性で、私は中学時代に同じクラスになったことはなかった。

だから私としてはさほどよくは知らない人だった、

とはいえ、在学時でもなんとなく存在は知ってはいた。

実は私の情報不足のせいもあり、とんでもない誤解を私はしていた。あくまでも噂でしかなかったのだが、その人は女子プロレスラーになった…と私は聞かされていた。

私は女子プロレスラーの知り合いはいないし、飲み会では女子プロレスの裏話でも聞けるかと思い楽しみにしてたのだが、実際に飲み会で皆で話したみたら、それはとんでもない誤解であったことが判明（笑）。

体育系の大学に進んだのは事実だったようで、どうやらそれが噂のモトだったようだ。

体育系の大学に進んだことが、いつの間にか女子プロレスラーになったという噂になっていたのだった。

まったく、噂というものは、たとえそこにかすかな根拠はあったとしても、話は勝手に膨らんでしまうものだなあ…と実感。

なまじ本人からの真の事情が明かされないまま噂だけがふくらんでゆくと、こうなるんだね（笑）。

 

真実を知らないまま、誰かが勝手に憶測で広めると、本人のいない場所で私自身も変な「その後」で広まったりしてるのかもしれないね。　　　

で、「その後」の噂が良いものであればいいけど、変な噂で広まってたりしたら…。

 

デマってのは、こうして拡散してゆくのだろうなあ。

 

まあ、今回の誤解は無事に笑い話で終わったから、それはそれで楽しかったけど。

 

とりあえず、誤解による噂は、今後は収束していくことだろう。

 

ただ、もし女子プロレスラーになったというのが真実だったら、それはそれで飲み会は盛り上がっただろうね（笑）。

まわりにそういう同窓生はいないから、余計に。

 

もしも普通のサラリーマンが女子プロレスラーとケンカになったら、やはり女子プロレスラーにはとうていかなわないのだろうね。

相手は格闘のプロなのだから。