時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

年賀状を凝って書くのが楽しかった時代

2022年12月19日 | 懐かしい系、あれこれ

なんか、最近年賀状をつくるのが、だんだん面倒くさくなってきている。

年々そうなってきているような気がする。

パソコンがあるおかげで、昔より作成は楽になってきているにもかかわらず。

そう、パソコンで年賀状をつくるようになってから、手間はだいぶ楽になった。

パソコンがなかった頃は、年賀状をつくるのは、かなり面倒だった。

でも。学生時代など、年賀状を書くのがけっこう楽しかった。

当時の私にとっては、面倒さよりも、楽しさのほうが勝っていた。

多数の友人たちに、1枚1枚違うデザインで、どれも1枚1枚違う絵を描き、メッセージもとれも手書きで違うメッセージを書いて出していた。

絵は1枚1枚それなりに凝った絵を描いていた。

今の私には考えられないくらいだ。

学生時代は年賀状は、基本的には友人関係に出すのがメインだったから、それができたのかもしれない。

だが、社会人になってからは、仕事関係の人にだす割合の方が多くなっていった。

仕事関係の人が相手だと、学生時代に友人に出していた年賀状ほどには「楽しんで」は書けなくなっていった。

今思えは、その辺が私が年賀状を書くのが面倒くさく感じるようになっていくターニングポイントだったかもしれない。

あまりくだけた感じで楽しんで年賀状を書くのは憚られるように感じたから。

そうなると年賀状を書いてても、あまり楽しめなくなった。

しまいには、コンビニなどで売ってた「すでにデザイン済みの年賀状」を買ってきて、それに一言くらいメッセージを書いて出すだけになっていった。

その後、「プリントごっこ」という年賀状制作のための器具を買ってきて、それで「どれも同じデザイン」の年賀状を1パターンだけつくり、それを印刷して出すようになった。

だが、プリントごっこで年賀状作成するのは、けっこう手間がかかるように感じていった。

やがて、パソコンで年賀状を作るのに手を出してみたら、これは楽だった。

それ以来年賀状はパソコンで作るようになって今に至っている。

 

 

だが。それすらも最近は面倒くさくなってきてしまった。

 

かといって、さすがに全く作らないわけにもいかず、枚数を減らしていこうと思っている。

 

年々年賀状作成が面倒くさくなってきている自分のものぐさぶりに、自分自身呆れてはいるのだが、周りの人に聞いてみると、案外そんな人は多い。

 

近年では、年賀状など作成せずに、メールで済ます人も多い。

いわゆる「あけおめ、ことよろ」メッセージで。

もちろんこのフレーズは、「あけましておめでとう、今年もよろしく」の略語だ。

 

とはいえ、手書きで手づくりの年賀状を貰ってた時期の楽しさも、心には残っている。

なんでも、年賀状を出すという習慣は年々廃れ気味らしい。

誰も、貰うと嬉しいが、わざわざ作るのは面倒だと考える人は増えてるのだろう。

今思えば、友人たちに、1枚1枚手書きで凝った年賀状を書く楽しさがあった時代はよかったなあ…なんて思う。よくやってたなあ…とも。

そんな時代は懐かしいとも思う。

 

かといって今の自分には、その時代の自分には戻れそうもないのだけと(笑)。

皆さんには、年賀状を手書きで1枚1枚凝って書くのが楽しかった時代はないだろうか。

 

とりあえず、年賀状という習慣が日本からなくなってしまったら、それはそれで寂しいのも確かなんだよなあ。

 

こんな私、矛盾してますか?(笑)

 


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