ある駅で降りて、その駅のある町を歩いてみる。
メインの道路をはずれて、路地を歩いてみる。
すると、思わぬ光景に出会ったりする。
中には、昭和の町を思わせる風景に出会うこともある。
このアパートなどは、いったい築何十年なんだろう。
平成に建てられた建物ではないだろう。
昭和の名残が残る建物。もしかしてこれはアパートなのかな?
まるで・・・昭和の名作漫画「男おいどん」あたりにでも出てきそうな建物。
建物の中に、大山昇太がパンツ一丁で寝そべっていそうな雰囲気。
この空間だけ、昭和で時が止まったような錯覚を覚える。
もしも大地震でもきたら、この建物は大丈夫かな・・・なんて、余計な心配もしてみる。
私はことさらに昭和を美化するつもりはないけれど、こういう建物を見ると、なんか心が和むのはなぜだろう。
アパートなのだとしたら・・風呂とかはありそうもないなあ。
近くに銭湯とかはちゃんとあるのだろうか。
家賃はきっと安いんだろうなあ。
火事の時などに消防車は入ってこれるだろうか・・とか、セキュリティは大丈夫だろうか・・などと、平成っぽい心配などもしてみる。
密かに身を隠したくなった時などに、こういう建物に部屋を確保してるといいかもしれない(笑)。
誰にも告げずに、誰にも声をかけずに、1人でこういう建物の狭い1室にこもったら・・・ちょっとした、つげ義春先生の漫画に出てきた人物のような気分も味わえるかもしれない。
路地は狭い。狭い路地に、こうした古い建物がひっそり存在していると、なんか楽しい。
昭和のアパート(?)。
ちょっとした、昭和の旅???
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