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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

マーチンギターのブルーケース

2018年05月16日 | 音楽活動

アコースティックギターのメーカーもピンからキリまである。昔も今も。

その中でマーチン社は、アコースティックギターでは一流であり続けている。

まさに、ブランドギターであろう。

最近は個人ビルダーによるハンドメイドの高額なギターもギターファンの間では垂涎の的だが、マーチンギターは、アコギを弾く方なら一度は興味を持ったことがあるのではないか。

もちろん、プレイヤーには「好み」がそれぞれあるので、マーチンギターが誰にとっても一番のお気に入りになるとは限らないにしても・・だ。

 

1970年代、日本はフォークの全盛時代で、フォークシンガーがファンから人気あったように、多くの当時のフォークシンガーが弾いていたマーチンギターもまた人気があった。

特に自らギターを弾くフォークファンからのマーチンギターの人気は絶大であった。

 

音楽雑誌は、それぞれのフォークシンガーを紹介すると共に、そのシンガーが弾くギターをも紹介することも、ままあった。

で、大半の当時のフォークシンガーが使っていたアコギが、マーチン、ギブソン、ギルドなどのギターであった。

 

シンガーがいくら安そうな服装をしていても、使っているギターはそれらのギターだったりした。

 

その中でも、マーチンといえば。

ギターそのものがあこがれの存在だったのはもちろんだが、ギター本体を保護ずるブルーケースもまた憧れの対象だった印象があった。

そのブルーケースは、マーチンのロゴが入った、マーチンギター専用のケースであった。

一流ギターを買うと、そのギターのメーカー名前が入った専用ハードケースがついてくるものだが、マーチンの場合、その独特のブルー色のケースもまた、ブランドケースのように見えた。

 

その後マーチンギターの専用ケースは、他のメーカーのギターケースと変わらない黒っぽいケースになり、ボディに大きくロゴが掘りこまれてあるようなデザインになった。

割と、ありがちなデザインではある。

私は最近はもうギターは買っておらず、最後に私が新品マーチンを買ったのは1990年代。

少なくてもその頃買ったマーチンギターの専用ケースは、そうだった。

なので、今現在のマーチンのギターケースもそうであるかどうかはわからない。

でも、かつてのブルーケースではないのだろう。見かけないから。

 

今、かつてのマーチンのブルーケースにギターを入れて持ち歩いている人がいたら、少なくてもその人は70年代、もしくは80年代初頭のマーチンギターを持っている人だろうと思う。

私が初めてマーチンギターを新品購入したのは80年代初頭だが、そのギターはブルーケースに入れられていたから。

我が家にはマーチンのブルーケースは2箱ある。

うちひとつは、80年代初頭に新品で買ったHD-28カスタムについてきたもので、もうひとつは中古で買ったD―76についてきたもの。

D-76は1977年頃に制作された限定品なので、もろ1970年代のマーチンである。

なので、当たり前のようにブルーケースに収められていた。

 

ブルーケースに入ったHD-28カスタムも、D-76も、私はライブに持っていったことは、今のところない。

HD-28カスタムは、昔組んでたポップスバンドのレコーディングの時や、ロックバンド時代の合宿には持っていったことはある。

D-76に至っては、人前に持っていったことは、まだない。

 

仮にライブでブルーケースに入ったマーチンを持っていき、一時的に楽屋などに保管しておくと、今のブルーケースの価値を考えると、なまじブルーケースだからこそ、心配だったりもする。

なので、持っていくとしたら、たとえ中身がHD-28カスタムでも、D-76でも、ショルダー型のソフトケースに入れて持っていくと思う。

まあ、そっちのほうが運びやすいというのもあるが、ブルーケースそのものが今となっては貴重な気がするし、ビンテージアイテム化している気がするから・・というのもある。

そして、今では古いケースでもあるので、これ以上痛まないように。

 

そういえば、マーチンでは過去のモデルを復刻することがあるが、ブルーケースは復刻しないのだろうか。

きっと、欲しがる人はいるはずだと思う。

 

 

 

 

 


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7 コメント

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現代のブルーケース (zoro)
2018-12-08 17:39:01
私のMartin D-76も1970年代のブルーケースです。
持ち出す時は、現代のMartinケースで運んでいます。
1970年代のブルーケースはお留守番してます。

2010年に新品購入したMartin OMC-Auraというギターがあります。
現代のブラックケースが付属していました。
しかし、、同時に、、同じ形で、1970年代のブルーケースのような色のケースが販売されていました。
贅沢にも、付属していたブラックケースは押し入れにしまい、OMC-Auraは現代のブルーケースに保管しています。。

返信する
Unknown (だんぞう)
2018-12-08 20:46:31
70年代のマーチンブルーケースは、外に持ち出すのは私も少し気がかりです。
70年代ブルーケース自体がビンテージ品な気がしますから。なので、D-76を外に持ち出す時は、ブルーケースは家で留守番させとくのは、賢明だと思います。

マーチンOMC-Auraって、もしやエレアコでは?記憶違いだったら、すみません。
最初からエレアコとして設計されたマーチン、試してみたかったギターです。

それにしても、マーチンブルーケースって、復刻されてたんですか。
知りませんでした。
さすがに、別売なんですね。
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エレアコ (zoro)
2018-12-08 23:22:48
Martin OMC-Auraはエレアコです。
最初からエレアコとして設計されたMartinで正解です。

このOMC-Auraを入手してとても気に入り、、その後DC-Auraを2本入手してしまいました。

現代のブルーケース、、ケース単体で5万円します、、、(苦笑)
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Unknown (だんぞう)
2018-12-09 11:06:17
やはりエレアコでしたね。
私は、最初からエレアコとして設計されたマーチンは持ってないのです。
楽器屋にマーチンから取り寄せてもらった、00-16シュタウファーモデルに、後付けでピックアップをつけてもらったぐらいです。

ブルーケース、、、ケース単体で別売で5万円とは、、、。
国産の中級ギターが新品で買える値段ですなあ、、、。
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カフィンケース? (zoro)
2018-12-09 19:27:28
00-16シュタウファーモデル!!
もしかして、、カフィンケースでは?
いまだに、当時のカフィンケースはⅠ回しか見ていないです。

5万円といえば、廉価MartinのD-1の中古が買えます。
こんな値段だとなかなか手が出ません。
でも、、今晩、現代のブルーケースにOMC-Auraを入れてお出掛けします。
とっても贅沢な気分です。
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Unknown (だんぞう)
2018-12-09 19:52:33
私が楽器屋さんにマーチンから取り寄せてもらった00-16シュタウファーは限定的なギターではあったようですが、新品で30万円くらいのマーチンでしたよ。

カフィンケースで一時復刻されたマーチンシュタウファーとは別物です。
カフィンケースで復刻されたマーチンシュタウファーは、確か300万円くらいしたはずです。
そんなの、とても買えません(笑)。

とはいえ、私のマーチンシュタウファーは都内あちこちの楽器屋で探したんですが、どこにも売ってませんでした。
なので仕方なく楽器屋に頼んで、マーチンから取り寄せてもらったんです。

http://blog.livedoor.jp/syunka16-mymusic/archives/5313847.html
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Unknown (だんぞう)
2018-12-09 19:57:30
上記の私のレスの最後に記してあるリンク先に、私がそのマーチンシュタウファーを入手したいきさつが書いてあります。
そのギターの写真付きです。

よろしかったら、お暇な時にでも覗いてやってください。
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