アコースティックギターのメーカーもピンからキリまである。昔も今も。
その中でマーチン社は、アコースティックギターでは一流であり続けている。
まさに、ブランドギターであろう。
最近は個人ビルダーによるハンドメイドの高額なギターもギターファンの間では垂涎の的だが、マーチンギターは、アコギを弾く方なら一度は興味を持ったことがあるのではないか。
もちろん、プレイヤーには「好み」がそれぞれあるので、マーチンギターが誰にとっても一番のお気に入りになるとは限らないにしても・・だ。
1970年代、日本はフォークの全盛時代で、フォークシンガーがファンから人気あったように、多くの当時のフォークシンガーが弾いていたマーチンギターもまた人気があった。
特に自らギターを弾くフォークファンからのマーチンギターの人気は絶大であった。
音楽雑誌は、それぞれのフォークシンガーを紹介すると共に、そのシンガーが弾くギターをも紹介することも、ままあった。
で、大半の当時のフォークシンガーが使っていたアコギが、マーチン、ギブソン、ギルドなどのギターであった。
シンガーがいくら安そうな服装をしていても、使っているギターはそれらのギターだったりした。
その中でも、マーチンといえば。
ギターそのものがあこがれの存在だったのはもちろんだが、ギター本体を保護ずるブルーケースもまた憧れの対象だった印象があった。
そのブルーケースは、マーチンのロゴが入った、マーチンギター専用のケースであった。
一流ギターを買うと、そのギターのメーカー名前が入った専用ハードケースがついてくるものだが、マーチンの場合、その独特のブルー色のケースもまた、ブランドケースのように見えた。
その後マーチンギターの専用ケースは、他のメーカーのギターケースと変わらない黒っぽいケースになり、ボディに大きくロゴが掘りこまれてあるようなデザインになった。
割と、ありがちなデザインではある。
私は最近はもうギターは買っておらず、最後に私が新品マーチンを買ったのは1990年代。
少なくてもその頃買ったマーチンギターの専用ケースは、そうだった。
なので、今現在のマーチンのギターケースもそうであるかどうかはわからない。
でも、かつてのブルーケースではないのだろう。見かけないから。
今、かつてのマーチンのブルーケースにギターを入れて持ち歩いている人がいたら、少なくてもその人は70年代、もしくは80年代初頭のマーチンギターを持っている人だろうと思う。
私が初めてマーチンギターを新品購入したのは80年代初頭だが、そのギターはブルーケースに入れられていたから。
我が家にはマーチンのブルーケースは2箱ある。
うちひとつは、80年代初頭に新品で買ったHD-28カスタムについてきたもので、もうひとつは中古で買ったD―76についてきたもの。
D-76は1977年頃に制作された限定品なので、もろ1970年代のマーチンである。
なので、当たり前のようにブルーケースに収められていた。
ブルーケースに入ったHD-28カスタムも、D-76も、私はライブに持っていったことは、今のところない。
HD-28カスタムは、昔組んでたポップスバンドのレコーディングの時や、ロックバンド時代の合宿には持っていったことはある。
D-76に至っては、人前に持っていったことは、まだない。
仮にライブでブルーケースに入ったマーチンを持っていき、一時的に楽屋などに保管しておくと、今のブルーケースの価値を考えると、なまじブルーケースだからこそ、心配だったりもする。
なので、持っていくとしたら、たとえ中身がHD-28カスタムでも、D-76でも、ショルダー型のソフトケースに入れて持っていくと思う。
まあ、そっちのほうが運びやすいというのもあるが、ブルーケースそのものが今となっては貴重な気がするし、ビンテージアイテム化している気がするから・・というのもある。
そして、今では古いケースでもあるので、これ以上痛まないように。
そういえば、マーチンでは過去のモデルを復刻することがあるが、ブルーケースは復刻しないのだろうか。
きっと、欲しがる人はいるはずだと思う。
持ち出す時は、現代のMartinケースで運んでいます。
1970年代のブルーケースはお留守番してます。
2010年に新品購入したMartin OMC-Auraというギターがあります。
現代のブラックケースが付属していました。
しかし、、同時に、、同じ形で、1970年代のブルーケースのような色のケースが販売されていました。
贅沢にも、付属していたブラックケースは押し入れにしまい、OMC-Auraは現代のブルーケースに保管しています。。
70年代ブルーケース自体がビンテージ品な気がしますから。なので、D-76を外に持ち出す時は、ブルーケースは家で留守番させとくのは、賢明だと思います。
マーチンOMC-Auraって、もしやエレアコでは?記憶違いだったら、すみません。
最初からエレアコとして設計されたマーチン、試してみたかったギターです。
それにしても、マーチンブルーケースって、復刻されてたんですか。
知りませんでした。
さすがに、別売なんですね。
最初からエレアコとして設計されたMartinで正解です。
このOMC-Auraを入手してとても気に入り、、その後DC-Auraを2本入手してしまいました。
現代のブルーケース、、ケース単体で5万円します、、、(苦笑)
私は、最初からエレアコとして設計されたマーチンは持ってないのです。
楽器屋にマーチンから取り寄せてもらった、00-16シュタウファーモデルに、後付けでピックアップをつけてもらったぐらいです。
ブルーケース、、、ケース単体で別売で5万円とは、、、。
国産の中級ギターが新品で買える値段ですなあ、、、。
もしかして、、カフィンケースでは?
いまだに、当時のカフィンケースはⅠ回しか見ていないです。
5万円といえば、廉価MartinのD-1の中古が買えます。
こんな値段だとなかなか手が出ません。
でも、、今晩、現代のブルーケースにOMC-Auraを入れてお出掛けします。
とっても贅沢な気分です。
カフィンケースで一時復刻されたマーチンシュタウファーとは別物です。
カフィンケースで復刻されたマーチンシュタウファーは、確か300万円くらいしたはずです。
そんなの、とても買えません(笑)。
とはいえ、私のマーチンシュタウファーは都内あちこちの楽器屋で探したんですが、どこにも売ってませんでした。
なので仕方なく楽器屋に頼んで、マーチンから取り寄せてもらったんです。
http://blog.livedoor.jp/syunka16-mymusic/archives/5313847.html
そのギターの写真付きです。
よろしかったら、お暇な時にでも覗いてやってください。