おはようございます!ば~ちです。
前回記事でも少しふれましたが、よく「試合を想定して練習しろ」と言われますよね。
練習のための練習になっている
と言われるやつですね。
これって、疑問に思いませんか?
試合を想定するとは、具体的に練習をしているケースは少ない
よく行われるのは、「スクリメージ」と言われる試合形式での練習方法ですね。
2vs2や3vs3、4vs4といったのが多いです。
じゃあこの練習って、実際の試合の中の何秒の出来事だと思いますか?
2vs2、3vs3は特にハーフコート片側のサイドで、いろいろ制限をつけたりすると思いますが、時間設定までして取り組んでいるチームは意外と少ないかと思います。(もちろん取り組んでるチームはあると思います)
正直、プレイ制限するより時間制限をつけたほうがよりゲームライク(試合想定)になると思います。
基礎となるものはやはり大事
ゲームライクで練習することは非常に大切なことです。それはワード検索しても腐るほど出てきます。
でも、それって、
今、それが出来ている人が言っているのであって、そのスキルのベース自体出来ない人が言っているわけではないんですよ。
これからバスケを始める子に
「さあ、ドリブルしてレイアップでシュート決めてみろ」
とはなりませんよね。
大切なのは、その練習しているスキルをどうやって試合に使えるようにするかということです。
ですが、前回もお話ししたようにバスケは武道のように型を披露することではないわけです。
よく見かける「基礎練習をやっても試合では意味がない」は言い訳に過ぎない
はっきり言います。
どれだけゲームライクに練習できる環境があるのですか?
そして、
そこに甘んじて理由付けしているのは本人である
ということです。
皆さんは子供のころ、いきなり街中で自転車に乗れなんて言われましたか?
ゲームライクを引き合いに基礎練習が無意味だと言っているのはこれと同じことですよ。
なら自主練ほど無意味なものはないですよね?
意味がないなら、一人でシューティングする意味は何ですか?
実際に相手がいないからといって、相手をイメージしての練習自体やってきたんですか?
よく引き合いに、
「NBAの〇〇選手は練習嫌いで有名」
「サッカーの〇〇選手はよくサボる」
だからなんですか?
先日お亡くなりになられたコービー・ブライアントは、日に4回体育館へ行き練習することで有名です。そのために4時起きするほど。
ティム・ダンカンは基本に忠実で堅実なプレイヤーとして知られています。
結局、その人自身が納得する方法が一番であり、それを真似て、
「俺、うまくなった」
「周りからも言われるほどになった」
は思い込みです。何事も前向きに取り組めば成果は出ますよ。
そこが目的地ならいいと思いますけど。
結局、人と同じことをしてその程度のことで満足しているだけ。
そこが目的地ならいいと思いますけど。
そこ(チーム内)では成果は出ていても、相手がいるときやどこでも通用するわけではありません。
仲間内での出来るようになった、は、ゲームライクの観点からしたら、伸びているとは言い切れないわけです。
仲間内でやってるクラブチームがまさにそうと言えます。
仕事がやはり優先なので練習参加率は高いとは言えませんよね。
シューティングして、1vs1や2vs2、3vs3が限度というチームも多いと思います。
ゲームライクな練習方法なはずなのに、チームはレベルが上がらない...
それはチーム内ではよくても試合では通用しない、間違った考え方や練習の取り組みと言えます。完全に傍の人間からしてみたら、それはよくわかるものです。
そもそもシュートだって、打ったら入ったから狙って入れる事が出来なければ、ゲームライクもくそもないですよね。
人より俺は練習してきたんだ!
基礎練習だってフットワークだってたくさんしたんだ!
「うん。で?」
です。
だって自分で言ってるじゃないですか。
「それしかやってないんでしょ?」
てことです。
ただ「練習した」という事実だけが心のよりどころなんでしょ。同じ練習でも考え方や取り組み方で変わるもの。そこを求めていただけ。
引退した後にうまくなった気がするのは、まさにこのしがらみから解放されたからそう思うだけのこと。
だから高校や大学に行って挫折する人が多いんです。
そもそもベクトルが違うんですよ。
間違えちゃいけない練習の取り組み方
なんの意識もせず練習しったて経験値の上昇は見込めません。
ただシュートをポンポン打つだけでなく、ステップ一つ入れてDFをイメージするだけで、ゲームライクに活かせるポイントになります。
「こう行ったらこうくるな。ならこう返してシュートかな」
など、考えて取り組む事がとても大切です。
そして身に着けたスキルをどんどん実践で繰り出していく。同じスキルが通用する相手もいればしない相手もいるでしょう。またタイミングや試合の中で適応されることも多いと思います。
それこそ他スポーツをクロストレーニングとして取り入れている方々はごまんといます。それも取り組み意識次第です。
スキルは使いこなすことが大事
スキルは適材適所があり、それを使いこなしていく事が大事です。
それはスポーツに限ったことではなく、いろんなことに言えるでしょう。
最後に
溢れかえっている情報や発信源は、自分へのエッセンス程度と思っておいたほうがいいと思います。取り組んでみることは良いと思います。やって良かったら継続しつつ向上させればいいし、合わないなと感じたらやめればいいだけ。合わなかったという結果がぷらすにもなりますから。
ですが、盲目的に有名選手はこうだからこうだ!とするのはもはや思考停止と同じです。特にお子さんは気を付けてあげたほうがいいですよ。考えなくなりますから。
自分で考え実行し、身に着けたものはなにものにも勝る。
ではでは!
より良いバスケットボールライフを!
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