バスケと釣りと。。。

小4から始めたバスケット。今では中学バスケにコーチや審判活動で携わっています。

バスケは判断の連続。だけど...

2020-02-05 17:40:18 | バスケットボール
こんにちは!ば~ちです。

いろいろな場面で判断をしなければなりませんよね。
しかもゲーム展開が早ければ早いほど、それは難易度が高くなっていきます。

状況は一定でもなければ、同じ状況もない

審判でも言われますけど、似た状況はあれど同じ状況はなく、また、その状況がずっと続く(一定な)わけでもありません。
ですので、状況判断はベーススキル+見る(目視)ことがすごく大事になります。
よく、
「基礎ばっかりやっていても試合で出来るわけじゃない」
「試合(形式)でやらなきゃ上達しない」
という方は腐るほどいますし、ネットの中でもそうやって話をしているブロガーさんもいますよね。

はっきり言って、

「そんなの当たり前でしょ」

です。と、同時に、

「あなたはそれを理解した時点、もしくは取り組み始めた時点で、ベーススキルは出来てなかったのですか?

と、いうことです。

ベーススキルと実践スキルを同時に身に付けていく人は確かにいます。
それはセンスの高い人と言えます。センスのあるというのはまた別で私なりの考えをお話ししたいと思います。

結局みんな結果論で話をしているに過ぎない

毎度言うようですが、断定的に話をする人は信用しないほうがいいです。
そもそもができていない人が、リアルタイムで話をするのは非常に説得力があるとは思います。

が、しかし。

こうだ!と言っている人のほとんどはそれに気づいた時点で、あほほど人より基礎ばっかり練習してきたのに、って人ばかりです。

プロのプレイヤーやトップレベルの人は、そんなこと言わないですよね。
誰よりも基礎が大事だとわかっているからです。

ベーススキルが出来ているからこそ、試合(形式)という応用にすぐに順応することができる

幼児にいきなり計算や文章はやらせないですよね?まず読み書きではないですか?
いや、神童は中にはいるかもしれませんけど、それは現実的な話とはかけ離れてしまいます。
結局、そもそもができてない人ベースで話をしてないんですよね。
それで、
「こうしねーと試合じゃ通用しねーよ!」
と言われてもねぇ~...

試合で同じ状況がないのと同じで、いくら試合形式で練習したって相手が違えばアジャストできる場面だって少ないですよ。

でもですよ。

ベーススキルがあれば、修正が容易にできます。
試合や試合形式でミスばかり起こしてしまう原因の一つは、
そもそも修正出来るだけのスキルがを持ち合わせていないから
です。そしてその、
修正と改善のサイクルが向上
繋がるわけです。

『見る(目視)』することで2つとない状況を経験蓄積し、実践スキルとしてアップデートしていく

判断するのに必要なことは、状況という事実を見て認識することが大切です。
画像を挟みながらお話しましょう。


三角は視野ですね。
オフボールはまた取り上げるとして、青い視野もまあ問題ではあります。
どこの状況を判断できていますか?
ってことですね。

そしてボールマン、黄色い視野です。
この視野で状況判断が出来ていると言えますか


こういった視野では、逆サイドがカットやペネトレイト、スクリーンがあった際にそれを使えないということが起こります。

「ボールマンが見ていないなら、アクション起こさなきゃいいじゃん」

そう思ったあなた、それではチームは動きません。
つまり、

片側サイドでいつまでもアクションし続け、逆サイドが死にサイドになる

わけです。
なので実際に見る目視するというのは非常に重要なことと言えます。

そして、見ることで様々なケースを経験でき、それに対してのトライ&エラーが生まれ、さらにそれに修正と改善のサイクルにより質が向上していくというわけです。
また、やはりその状況状況にアジャストさせていくには、そもそものスキルがないと、実は同じだけ時間がかかってしまいます(ほんの一部の人を除いて)。

そもそも、
やらなきゃわからないまま
ですから。
ただ事実として、
練習では練習の状況ばかりであり、試合には試合にしかない、相手に数だけ状況はあり得る
ということです。
やってみて出来なきゃ別の手段が通じるかもしれませんし、違う状況になればまた変わることです。
まずはとっかかりとして基礎練に加え、視野の取り方をグリっと変えてみてはいかがでしょうか。
ぶっちゃけ、見える世界が変わりますよ。

ではでは!
より良いバスケットボールライフを!


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