おはようございます!ば~ちです。
いつも朝6時に家を出て会社に向かいますが、最近はもうだいぶ明るくなりましたよね。あと1か月ほどで入学や新学年、新社会人のスタートですね!
さてさて、最近は1対1のお話をしてきました。今回はその第4回です。
過去3つの記事は下記からどうぞ。
オフボールでもオンボールでも、「スペース」と「カッティング」を理解する
1対1であっても2対2であっても、なんであっても、ここを押さえないとゲーム(試合)で活躍出来るようにはなりません。
何故かと言うと、
目的がゴールを狙いに行く、ではなく「動くため『だけ』」の動きが目的化
してしまうからです。
こうなると、すべてがワンアクションづつになってしまいます。
つまり、
レシーブの動き(カット)~ミート~シュートorドライブ
ではなく、
レシーブの動き(カット)、→ミート、→シュート(ドライブ)、→ドライブ(シュート)
と、一つひとつ連結された流れの動きではなく、
全て区切られて、そこから次、また次
というワンアクションになってしまいます。
これが起こる多くの原因は、
見ていない(目視していない)
からです。
自分が行動したい先を見る
下記のようにゴールに向かいたいのに、
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このようにボールマンをロックオン状態で体も意識も向けてしまう。
そうすると行きたい先の状況も分からないし、どう変化していくのかも分からない。
見ていないから予測もつかない。
実はこういう視野の当て方は審判でもよく言われます。
プレイヤーでも審判でも、
「ボールしか見てないよね」
と言われるやつです。
なのでその体の形のまま、その先の状況が分からないままカッティングしていく。
だから中で「ガシャーン」ってなってしまうのです。
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なので行きたい先を”ぼんやり”見ましょう。
ロックオンしたり、ここにしか行かない!と限定的な考え方は良くないです。
”ぼんやり”と見ることでその周り、黄緑の”周辺視野”がこれまた”ぼんやり”見えてくるようになります。
そうすると自然と体の向きや意識はゴールに向くようになってきます。
「え?ボール見てないやんけ( ゚Д゚)。」
ボールが「そこにある」ことを認識出来れば全然OKです。
この見方をすれば、ほんのちょっとの首の振りだけでボールも把握することが出来ます。
高校バスケやカレッジ、Bリーグを見てもいいでしょう。今なら全中やミニ全もYouTubeで見れます。
ボールを受ける(レシーブ)の際は、ほぼボールなんて見てはいません。見ているのはその先です。
その先を見ているからこそ、いくつものプレイの予測や判断が出来るようになります。
行きたいエリアに「スペース」があるから『飛び込んでいく(カッティング)』
これがスペーシングとカッティングの基本的な考え方です。
これが分かっていないと、スクリーンプレイも理解に至りません。
スペースの無い先にスクリーンを使って動かそう、って非効率ですよね。かぶる可能性もあるわけだし。
つまり、
スクリーンというアクションが目的化してしまい、それを用いてどうプレイに繋がるかを理解していない
と言うことが起こります。
多くのチームでこれが起こっていますね。そのアクション自体が目的になってしまっていること。
1対1でこれが見えていないと、ただのセルフィッシュ(自己中)になってしまいますよ。
(よくトップから突っ込んで行って、カバーに挟まれ、苦しいから身勝手なパスを出すプレイヤーを見ませんか?まさに見ていない、自己中なプレイです。
これやられると、周りの味方プレイヤーが動きたくても動けなくなるんですよね。
なにをするのか(したいのか)が分からないから。)
最後に
バスケットボールは1対1×5が常に発生しています。
自分だけの1対1だけではチームとして機能してきません。でも自分の1対1に責任を持たないとこれもまたチームが機能しません。
いわゆる純粋な1対1の技術が身についてきたら、他の1対1に目を向けていきましょう。それがチームの動きとなっていきますよ。
ではでは!
良いバスケットボールライフを!
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