バティ子の陽気な日々

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ワシントンナショナルギャラリー展

2011-09-04 15:38:25 | ホリディ
今日は朝から、美術館まで行ってきた。



どうしても観たかったワシントンナショナルギャラリー展。
印象派の絵画コレクションです。

けど、9/5までなので、ギリギリ…。

大好きなゴッホ、モネ、ルノアールを始め、セザンヌまで。

解説オーディオをかりて、一つ一つ、ゆっくり観ました。

初めの方にあった、クロード・モネの『ヴェトゥイユの画家の庭』(1880年)



この絵はモネの妻カミーユが若くして亡くなった後に描かれているんだって。
小さく描かれている子供たちはモネの息子ジャンや居候の?子供だそう。
最愛の妻を亡くした後にこのような光りがたくさんの絵を描くのって辛かっただろうか?
それとも現実逃避なのかな?

そんな背景を考えながら目の前にある大きな絵を眺めていると胸の奥がじ~んとしてきた。

そして、たくさんの絵を観ながら最後の最後にゴッホ。
ゴッホが耳を切った後に描かれた自画像。
私が観た自画像は、青い顔のゴッホ。
この時にゴッはこういったんだって。(オーディオで聞いたままだからそのままじゃないけど)


「自分自身を知ることは難しい 自分を描くことは簡単ではない・・幽霊のような暗い紫かもしれないが、この絵には色がもたらす効果がある・・・」


みたいなことを言ってたんだって。
耳を切ったこともそうだけど、ゴッホの描いた絵からは写真では絶対わからない、力強さ(筆圧とか)伝わってきて、
魂が乗り移っているかのように吸い込まれた。

そして、その隣にあったのが『薔薇』。
この絵は一番観たかった。



そして、その背景を知って余計吸い込まれた。
この絵はこの前に観た自画像の1年後くらいに描かれたんだって。

少し病気もよくなり調子が良いときに描いたんだって。
この絵は絵の具がしっかり使われていたため、なかなか乾かなかったそう。

そして、この絵を弟のテオに送ったそうだ。

送ってしばらくしてゴッホは自ら命を絶ったそうだ。

・・・・。

この絵の前に30分ぐらいいた気がする・・・。
そして、じ~っと観てると涙ぐんでしまった。

帰ろうと思ってもなんか分かれるのが惜しくって。

でも、帰る前にもう一度あのひまわりを観に行ったんだ。
ひまわり観て、ゴッホ観て、薔薇観て・・を繰り返し。

昔バルセロナでピカソ美術館に行ったときに、すっごい感動したのを覚えてるけど、
絵に吸い込まれて涙が出たのは初めてかもしれない。

モネの生き方、ゴッホの生き方・・・その他の絵からもそれぞれの生き方を感じることができて、
とても感動した。

今日は父の月命日でもあったから、『薔薇』の小さな模写を買って帰ってきた。

玄関に飾ってあるモネの絵と交換しよう。


※写真はすべておかりいたしました・・・。


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2 コメント

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Unknown (レイ)
2011-09-04 23:28:50
絵って解説があるとより面白みがわくよね!マドリッドのプラド美術館に行った時はガイドさんの解説があって、絵に込められた意味を知れてすごく絵の世界に引き込まれたよ。その後行ったバルセロナのピカソは自分だけで回って解説がなかったから正直「?」だったわ(笑)
美術館は1日かけてゆっくり見るものだね!静かだし、休日らしい1日が過ごせて良かったね☆
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Unknown (まみ)
2011-09-05 00:11:00
やっぱガイドあると、数倍楽しめるよね!!
そっか~、、、ピカソ美術館は『?』だったか…(´Д` )
私は子供が生まれたら絶対小さいうちにあの絵を見せたい!!て、思ったよ!
けど、未だ子供なし。(笑)

なんにも意味がなさそうな絵にもきっと彼の心が入ってるんだよね…。
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