以前にも書い書いたことがあるかと思うのですが、一個人に関することから団体、集団、国家間に至るまで人間社会に限らず全ての動植物の世界を含む自然界全て創世から現在に至るまでの地球上のあらゆる事象について考えるとき、バランスがとれていることが重要であることは自明の理であります。
解りやすい一例としまして健康について少し考えてみました。
車で言うエンジン、気化器などにあたる心臓をはじめとする内臓がいかに健康状態が良く、丈夫であっても動力を伝える各種部品それに使われるベアリングなど、そして肝心のホイール、タイヤに相当する筋肉、関節からなる手足、腰などがケガはもとより錆ついていては活動に支障が出たり動くことができなくなります。
更には、現代の車の基幹部品であるコンピューター基盤にあたる脳、神経に問題が発生すると生活、生きることができなくなってしまうことさえ生じてきます。
もうひとつは、人間が形而学上の生き物であることから精神の健康も非常に重要であります。
これら内臓、手足、脳、精神のバランスがとれていてこそ健康で笑いのある前向きの生活ができるというものです。
そのためには、日常の生活に於いて、内臓の健康維持、増進については食生活では栄養のバランス、過食の問題、必須栄養素の補給などに気を付け、手足に関しては年齢、個人に応じてのストレッチや適度の運動など、脳については適度の刺激など、そして精神面の健康を保つためにストレスを回避、昇華し、常に笑いを心がける等等努力する必要があります。
ただし、内臓、手足、脳、精神のバランスに何か問題があるとしてもそれを克服して通常の健康状態の人よりもレベルの高い人生を過ごしておられる方方が数多くおられるすることを忘れてはなりませんし、そのような貴重な経験を見聞きすることから自分の足らないところを補う努力を惜しんではならないと考えます。