BEELUCK(ビーラック)店主の拙いけれど真実を語る健康小話

BEELUCK(ビーラック)の店主が自身の経験と知り得た情報を元に「真の健康」について、コツコツとお話しするブログ。

なぜ今、亜麻仁油が必要なのか(1の続き)

2017-05-31 15:52:13 | Weblog

 その結果として、リノール酸などのオメガ6系脂肪酸の摂取量急増に対して一昔前までは多かった魚油などのオメガ3系脂肪酸の摂取は減少するばかりで摂取する脂肪の種類のバランスが大きく変化しました。

即ち、オメガ3とオメガ6の理想的な摂取割合は理論上1:2と考えられているのに対して、この四、五十年で大きく崩れ今やその比率は1:4~5から1:8ともいわれ現代病急増の大本とされていることからしますと、がんや認知症その他の現代病を予防するためには飽和脂肪酸やオメガ6系脂肪酸の摂取を抑え、オメガ3系脂肪酸の摂取を多くして、崩れたバランスを回復させなければなりませんが、理想的な摂取割合に戻すには単純に計算した場合オメガ-3が今の4倍は必要ということになります。

 厚生労働省では、「日本人の食事摂取基準(2005年版)」でオメガ-3の1日あたりの摂取量を、男性(18~49歳):2.6g以上、女性(18~49歳):2.2g以上と設定しましたが、「医者も知らない亜麻仁油パワー(医博D・ラディン&C・フェリックス共著/今川光一訳)」の277頁にあります「亜麻仁油の適切な摂取量(体重別)」の一例、体重57Kg弱で1日にほぼ大さじ1~2杯(オメガ3にして約8~16g) を参考に現代の平均的な食生活、食事内容から考えますと厚生労働省が言います上記の数字では、とてもとても崩れたバランスを回復できるものではないと考えざるを得ません。

 以上の内容をご理解いただき、毎日の食事で亜麻仁油(フローラ社製)をコンスタントに摂取する工夫と並行して、その他の油(脂肪)の利用を極力抑えることを忘れずに食事内容の改善努力を惜しまれないことを願っています。

 これらのことは、将来を担う小さなお子さんがおられる家庭では特に重要であり、一般的な家族で多くはそうであるように健康、衛星管理者である母親(同様の立場におられる人の場合も含め)の意識改革が非常に重要なポイントであり、自らの意識改革、行動改革を一歩一歩進めよう、取り組んで行こうという向上心をお持ちの人が少しずつでも増えていくよう日日の努力をしなければという思いが強くしています。

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なぜ今、亜麻仁油が必要なのか(1)

2017-05-22 21:56:27 | Weblog

 今回は、改めて原点に戻り「なぜ今、亜麻仁油が必要なのか」を復習します。

 「亜麻仁油」は、亜麻(別名フラックスリネンという原産地が中央アジア、南ヨーロッパのアマ科の1年草)という植物の種を搾った油で、必須不飽和脂肪酸で最も重要とされるオメガ3の含有量が可食動植物の中でエゴマ油とともに最も多い(約50~60%)類の食用油であることをご存じの方は、ここ5年ほどの間にテレビの健康関連番組で繰り返し取り上げられてきたことにより思いのほか多いのではないかと推察します。

 なぜ「亜麻仁油」の成分中の50%以上を占めているオメガ3が必須不飽和脂肪酸の中で最重要なのかについては次回以降にするとしまして、現代の日本におけるがん、認知症、アトピー、肥満、高血糖、高血圧などのいわゆる現代病急増の原因は、平均年齢、高齢者の割合の上昇によるもの以上に食生活の欧米化による食事内容の変化であり、特に脂肪の摂り方の変化にあると言われています。

 食事内容の変化と言えば、一番に牛、豚肉の肉、脂身や乳製品、スナック菓子などの飽和脂肪酸やトランス脂肪酸を多く含む食品の多食を思い浮かべますが、その奥にある問題の脂肪の摂り方の変化の正体は、水素添加による不活性化や高温高圧での圧搾、溶媒を用いる等の大量製造手法による油の質の劣悪化(当然ですがオメガ-3は消滅し変質しています)と「リノール酸は健康に良い油」の旗印のもと健康に良い油と称する良くはない油を大量製造、大量販売を今もって続ける製油メーカー業界主導による油脂類の摂取量急増であります。

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「便秘改善にアマニ油」がテレビ放送されました

2017-05-18 22:29:06 | Weblog

 去る5月12日、午後9時から毎日放送のテレビ放送番組:「金曜日のスマイルたちへ」での特集「腸活・便秘改善について」において、便秘改善のひとつの方法としてアマニ油の摂取を取り上げ、推奨されていました。

もっとも、亜麻仁油が便秘を初め腹痛、腹部膨満感、下痢などの症状をともなう過敏性腸症候群、大腸症候群」にプラスの影響、効果があることは、今から15年以上前のD.ラディン博士らの治療実験の結果として「医者も知らない亜麻仁油パワー」にも記されていますし、私どもでも経験済みのことであります。

因みに、D.ラディン博士によりますと、博士の研究グループが行った治療実験により亜麻仁油が大腸症候群、前立腺肥大症、頻尿、高血圧、心臓病、生理前症候群、リウマチ様関節炎などに改善、効果をもたらしたのは、亜麻仁油に非常に多く含まれる必須不飽和脂肪酸のオメガ-3を摂取することにより、体のあらゆる機能にかかわっているホルモン「プロスタグランジン」のバランスがよくなり、免疫機能をはじめ体内のさまざまな機能が正常化したためではないかと説明しています。

前出の臨床治療実験は、食事改善、オメガ-3脂肪酸、抗酸化栄養素を三つの柱として実施されたことからも分かるようにどのような症状、状態の改善を欲している場合でも、亜麻仁油を摂ればそれだけで良いということではけっしてなくて、毎日の生活習慣、食生活の見直しと改善を常に意識して努力することが最も重要なことであり、努力を惜しんではならないと考えます。

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