BEELUCK(ビーラック)店主の拙いけれど真実を語る健康小話

BEELUCK(ビーラック)の店主が自身の経験と知り得た情報を元に「真の健康」について、コツコツとお話しするブログ。

ダイエット=規定食=正しい食事

2007-07-30 18:05:16 | Weblog
日本語で一般的に「ダイエット」と言っている言葉は英語で"diet"と書きますが、辞書には「規定食[治療、体重調節、処罰などの]」と記されています。

ところで、戦後の日本でおおいに親しまれてきたハンバーグやラーメンなどを代表とする動物性脂質とカロリーがいっぱいのものを主とした食事をしていたのでは、本来必要とされる栄養素が細胞に届かず、そのために脳にある満腹中枢の機能元が満足せずに、不満、不足の情報を出すことから、感覚的には空腹感が残るためにますます食べることとなります。

ますます食べるとその分カロリーもますますとります。
すると、細胞に栄養素が届かないために脳の中枢は不満のままで、更に空腹感が残り、又食べます。
この繰り返しにより、どんどん太ってしまうこととなります。

肥満は細胞の「栄養失調」ということができます。
然るに、本来必要とされる栄養素を細胞まできちんと届けてやれば、肥満は解消できるという理屈が成り立ちます。

あるいは又、水分の排泄がうまくできなくて、手足や腹部などがむくんでいる人もいます。
このような場合も、原因になる病気があれば別ですが、細胞レベルでの栄養失調によるものが多く、食物繊維とミネラル、必須の栄養素の豊富な食物を摂ることで解消されることが多くあります。

以上のことが、肥満を解消することがダイエットという、多く一般に解釈されていることの根本であります。

しかし、肥満だけが問題なのではなく、肥満とは逆にやせすぎで体力がなくて困っているという人も多いのです。
やせすぎは(多くの場合貧血を伴いますが)胃腸が弱いために栄養が吸収できなくて起こるものが大半です。
この状態も基本的には正しい食事をすることにより正しい栄養(本来必要とされる栄養素)を摂り、消化器官の活力を上げてやることにより解消できる可能性が大であります。

以上が「ダイエット=やせること」という解釈が間違いであることの解説です。

[ダイエット=規定食=正しい食事]であり、即ち、ダイエットとは「正しい食事(食物繊維とミネラル、必須の栄養素の豊富な食物[一例が亜麻仁油です]を摂る)により、正しい栄養(本来必要とされる栄養素)を細胞にまで届け、細胞を活性化すること(自ずと免疫力も向上します)で、身体の内なる状態と基本的活動能力を含む意味でからだ全体を最良の状態にすることであります。

巷には、ある種のものだけの食事を続けるなどといった種々なるダイエット方法と称する宣伝が溢れていますが、「無理なダイエット」というものは存在せず、無意味どころかマイナスだけであり、「無理」なものは「ダイエット」ではないのであります。
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大切な大腸の働きと正しい姿勢

2007-07-28 11:59:54 | Weblog
前回、食物繊維の重要性について考えましたが、その食物繊維が有効に作用する場所が消化器官の最終直前にありますながーい器官の大腸であります。

その大腸が日本人の場合、穀類、根菜類、緑黄色野菜と小魚類を主として食してきた民族史からして、欧米人よりも長いことが明らかにされています。

ところで、肉をたくさん食べる人の大腸の壁には、大便が腐敗した層が特に分厚く宿便として付着しています。

その人が何かのきっかけで心をいれかえて、穀類、根菜類、緑黄色野菜と小魚類を主としたメニューにしてそれを続けますと、やがてお腹のなかがゴロゴロし出してきて、その結果、悪臭を放つ宿便が排泄されます。

これは穀類、根菜類、緑黄色野菜などに多く含まれる食物繊維の働きで正常に大便が作られると共に大腸のうねり運動がはじまり、壁に付着していた宿便がはがれてきた証拠そのものです。

このことからもお分かりいただけると思いますが、体内に生じた毒素、老廃物を解毒、除去する上で、食物繊維の作用と相伴って活動する大腸の働きは非常に、非常に大切なことであり、健康、生命維持の上で不可欠なことであります。

これほど重要な働きをする大腸が弱い点といいますと、ぐるっとお腹のなかをほぼ一周しているために、真横になっている部分(横行結腸)が重力の影響でだらんと下がりやすいということです。

腸が下がると上にある胃も下がってきますが、これがよく言われる胃下垂の状態ですし、又、女性の場合は、下がってきた腸がのしかかるようにして子宮までへしゃがることになり、不妊の原因にもなるほどです。

胃腸が下がらないようにするには、特効薬的に効くといった方法があるわけではありませんが、子供の頃からよく言われてきましたように常にしゃんとした正しい姿勢で生活することです。

昔から言われていることの中には迷信もありますが、その当時には理由が分かって言っていたのではないですが、自分達が実際にしてきた経験に基づく訓話といえる話が沢山あることも事実です。

現代人はそれらの話を科学的な判断基準で取捨選択すること、脚色することは必要ですが、先人達の言い伝えに素直な心でもってもっと耳をかたむけるべきではないでしょうか。
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食物繊維が大切なわけ

2007-07-22 18:27:20 | Weblog
例えば、馬に人参ばかり食べさせてカイバ(飼い葉と書けば意味が良く分かると思いますが、馬や牛などに食べさせる干した草のことです)を与えないと、食物繊維が不足して馬は糞が作れなくなり、腸が詰まって死んでしまいます。

食物繊維が大切なわけはといいますと、その一番は腸内の善玉菌を育てて大便を作る働きです。

そして又、体内を巡って毒素を集めてくるといった働きもするものです。
本来体内に蓄積される性質のものは別にして、基本的には多くの有害物質は食物繊維の働きで排泄できるように身体は作られています。

もう少し具体的に言いますと、ほうれん草や牛蒡などの食物繊維の豊富な緑黄色野菜と根菜類、そして葉緑素の多いクロレラ、スピルリナなどを多く摂ることにより、体内に入ったダイオキシンなどの有害物質を徐徐に減らすことができるのです。

言葉をかえて言いますと、食物繊維には解毒作用があるということです。
当然のことですが、肉食では食物繊維を摂ることは不可能です。

体内の老廃物を除去し、毒素を解毒して体外に排泄することは正しい栄養を摂ることと合い等しく大切なことであります。

日本人の大腸の長さは食物繊維を十分に消化、吸収するなどして活用できるように歴史的に長くなっているのですから、毎日の食生活で食物繊維を多く摂るように心掛けることを惜しんではなりません。

しかし、現在、食物繊維がいっぱいといううたい文句のドリンク類が数多く出回っていますが、これ1本で一日分の食物繊維が摂れるという宣伝を信じていては後で後悔すること請合いです。

今の世の中、いやなことが多すぎますが、お互いに健康で楽しく、長生きしようではありませんか。
そのためには、最低限の努力をすることが不可欠であることをお忘れなく。

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脂もしかり

2007-07-14 10:54:02 | Weblog
基本が草食動物である人間にとっての肉食の害の中には鳥獣の脂も大きな要因として含まれています。

それは人間の体温が鳥獣のそれより3℃ほど低いことによるものです。
素人感覚でのイメージとしては、体温差により鳥獣の脂が人体内で冷えて固まりやすく、その分血が粘っこくなって血管を詰まらせることとなり、血管障害ひいては心臓疾患、脳疾患などを引き起こすといったところでしょうか。

肉食が癌や心臓疾患の誘因であることは、いくつもの調査で明らかにされてきていますし、実際、日本でも肉食の増加に伴なって大腸癌、乳癌、心臓疾患などが急激に増加していることは周知のことです。

個人の勝手な解釈ですが、以上のことは各種の繁殖、養殖ものに関する問題、事故等が次から次へと沸き起こってきている昨今、地球上で最も勝手な生き物である人間がエスカレートする一方の商業ベースの考え方を元に他の生き物を大量に「生産、殺戮」するという自然への冒涜ともいえる行為(=自然界の摂理に反する行為)に対する人間以外の自然界全体の反抗の狼煙という気がますます強くしてくるものであります。
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肉食の害と恐ろしさ

2007-07-07 12:06:16 | Weblog
人間の腸は、口から肛門まで連なる一本の管になっている一連の消化器官類の中でもその先端部分の口の中にある歯と同様に大量の肉を消化するようには出来ていません。

肉を食べますと、どうしてもそれは長時間にわたって腸内にとどまってなかなか排泄されません。

そうなりますと動物性の蛋白質である肉は腐敗していろいろな有毒成分を発生します。
その毒素は腸から吸収されて血流に乗って体中をめぐり、各種の体内成分との相乗りにより弱いところを見つけては細胞を攻撃し、遺伝子を破壊する(これがもうみなさんご存知のガン化ですね)など多くの悪さをはたらきます。

そして体内ではそれに対する防御反応としてその毒素を解毒しようとしますが、その時に大量のミネラルが消費されます。
そうしますと体内はミネラル不足になり、その分だけ免疫力が低下して更にガン化されやすくなるという理屈になります。

今でも私が中学校時代といいますからには今から50年ほど前に「秦」というお名前の保健体育の先生から教えられたオリンピックの話のことを思い出します。

その要点は
「日本人の腸は祖先が日本列島に住みついて以来の長年にわたる米、野菜、大豆、小魚類を主とする食生活の影響で肉類を多食する欧米人の腸より(どれくらいかというのは思い出せませんが)ずーっと長さが長いから、肉類を食べることには適していない。」
というお話でした。

今になってみるとよく理解できますが、根本は人間だけでなく生き物はそれぞれの種が代代にわたる想像をこえる長い長い年月の間に、それぞれが住む土地の気候風土に適応して変化してきたということの解説だったのです。

穀物がとれないアフリカなどでは、家畜に草を食べさせてその肉や乳を人が食します。
又、エスキモーはアザラシの生肉を食べて栄養を摂ります。
それらはその土地で生きていくには他に方法がないためにしてきたことなのですが、その間に体が適応してきた結果であり、生き続けてくることができたという証明でもあります。

日本人は日本列島という温帯多雨の気候帯にあって海に囲まれた居住に適した土地に住み、豊かな穀物、果実や魚介類に恵まれて生きてきました。
その結果、日本人はそれら恵まれた海の幸、山の幸を食べてこそ健康でいられるような体の仕組みになっているのです。

このことを日本人全員がよーく、考え直してみる必要があると考えます。

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