Orangy sky Diary

青空や夕日が大好き♪日ごろの出来事やお花のアレンジの事など、ぼちぼち書いていこうと思います。

リスボンに誘われて

2014-09-17 10:41:28 | 映画についてのDiary
昨日、渋谷のBunkamuraで、学生時代の友人と2人で観てきた。


公式HPはこちら
主演はジェレミー・アイアンズ。
ダイ・ハード3で有名?(古い!?)



スイスのベルン、しがない高校教師をしていたライムントは、ある朝、橋から飛び降り自殺をしようとしていた女性を助ける。
彼女が持っていた1冊の本、そこにはリスボン行きの列車の切符が挟んであり・・・。
本に魅了され、行方が分からなくなった彼女を気にしつつも、衝動的にその列車に乗り込んでしまい、リスボンへ。


本の著者はアマデウ。サラザール独裁政権末期の1970年代初めに反体制運動に参加した貴族出身の医師だった。
ライムントは哲学的な思索に満ちたアマデウの本を読みながら彼のことを調べ始める。やがて彼の姉や当時の仲間を訪ねて、彼が革命達成の日に亡くなったこと、その間、医師として秘密警察幹部を助けたこと、仲間のエステファニアとの恋をめぐって親友のジョルジェと仲違(なかたが)いしたことなどを知る。
(映画レビューより抜粋)


リスボンの街並みは、素朴で白が基調、何ともいえないノスタルジックな雰囲気がよく、現在と当時の場面が交錯しながら話が進んでいき、いろいろな謎が解き明かされていく。

ミステリーではないので、淡々とした感じ。
でも、それぞれの人たちの生き様ざまがリアルに感じられ、すごく良い映画だった!

本の著者でもある、アマデウ。とてもかっこよくて賢い。


神父様になんと!クリストファー・リー


謎めいた美女、エステファニアは、以前「オーケストラ」で美しいバイオリニストを演じていた、メラニー・ロラン。相変わらずキレイだった







単館上映で座席数も少なく、事前に予約をしておかないと満席だった。
鑑賞中に結構大きな地震があり、ちょっとコワイ思いもしたけど、これは中々、秀逸な映画、結末が分かった上でもう一度観たいくらい。
客層が、私たちが一番年下?!と言う感じだったのが驚き。平日だからと言うのもあるが、年齢の高い人たちも娯楽として映画をたくさん観るようになったかも。