Orangy sky Diary

青空や夕日が大好き♪日ごろの出来事やお花のアレンジの事など、ぼちぼち書いていこうと思います。

ローマ→ロンドン家族旅行 その7

2013-08-20 09:43:48 | 家族のDiary
珍しくしっかり続けた今回の旅行記も、今回でおしまいです・・・。

8月10日(土)
いよいよ帰国の日。

朝9時ころ、主人が地下鉄のチケットのデポジット分の返金に行ったところ、街のおみやげ屋さんがもう開いていると聞き、みんなでさっと出向いて足りないお土産を買う。
とはいえ、ほとんどがロンドンの文字の入った小物ばかりなので、私は空港の免税店で買えばよいかな、とこのときはろくに買い物しなかった。
これがまさか後でアダになるとは・・・・・

私は時間の管理がとっても苦手で、予定の時間の記憶をすぐに間違えてしまう。
でも今回だけは、珍しく主人が間違えた

飛行機の搭乗は13時半なのに、12時半だと思ってしまった主人に急かされ、みんなであたふたと10時15分にはホテルを出発。
タクシーを呼んでもらい、パディントン駅まで行く。

見納めの地下鉄マーク


17年前も今も、イギリスはこう言ってるのね。
アナウンスは昔より優しい口調だったり女性の声だったりしたけど。

ヒースローエクスプレスに乗り込んで、主人がハッと気づく!
時間、1時間間違えてたかも・・・・

一旦降りてパディントン駅周辺でも見る?と言われたけど、既にでっかいスーツケースを抱えた身だし、もう身動きもとりにくいのでそのまま空港へ。

預ける荷物をさっさと預け、時間がたっぷりあったので空港内のパブへ。
ブランチを食べつつ大人は最後のエールビール


お料理待ちの間、私だけちょっと買い物に出たけど、チェックイン前は大した店もなく・・・。

少し余裕をもってチェックイン!
それからが実は大変だったのでした。

手荷物をチェックするコンベアーに乗せて、自分も検査機を通る。
私の大きめの手荷物だけ、再チェックの列に並んで置かれてしまった。

仕方ないのでみんなでそのまま待つ。
最近はチェックも厳しいので、手荷物には液体とか刃物とかはとても気をつけて分けていたので、絶対に引っかかるはずないんだけど・・・・。

そうこうしているうちに、15分、20分、30分・・・・・・・。先にトイレに行ったりしながら待ち続ける。
置かれた荷物は一向にチェックしてもらえない
係官みたいな人たちはいるのだけど、無愛想でヘンに威張っていて、お客さんが自分の荷物を早く見て欲しいと言っても「下がってろ」とか「順番に見ている」とか言ってるだけで、ノロノロと全くやる気ゼロで動いている。ちょっと向こう側へ行ったかと思ったら談笑してたり。

内心ムカムカしながら耐えつつ待つが、さすがに飛行機の時間に迫ってきてこちらも焦ってくる

イライラしながら待つこと50分!!!
13時半発の飛行機のチケットを持った私たちは全く変わらない状況で同じ場所にいるうちに13時15分。
ドイツ人の老夫婦が、バッグが無くなったと訴えているところ、その方たちの出発はまだ2時間以上先だったので、係員が「まだ2時間以上も先なんだから後ろに下がれ!」と冷たく言い放つ。
なのですかさずチケットをかざして、「こっちはあと15分で出発なんだけど!」と訴えると、「そういうクレームは後ろの相談員に言え」と・・・・。

あまりにも呆れつつも、どうにもならないので後ろでダベっている別の係のおっちゃんにチケットを見せながらグチャグチャな英語で訴える。
おっちゃん「あと3番目で君の番じゃない?」
私「だからその状態でもう45分以上待ってるんです!もう待てません。飛行機が行ってしまいます!!何とか助けてください!!!

そのおっちゃんはそこそこ優しくて、私のカバンを列から取り上げ、それでもチェック係は決まっているのか自分ではやらずにほかの検査する人を探し、やっとのことで中を開けてチェックされる。
60mlのモンダミンを「これかな~?」みたいに取り除き、もう一度検査機に通し、「OK.問題ないよ」と渡される。
100ミリまでOKなんだから当たり前だろーーーー!!っとネイティブだったら噛みついてしまいそうなところをグッと抑え、ほぼ出発時刻になっているので家族全員でそこから猛ダッシュ。
とはいえ、すぐそばにゲートがあるわけではなく、そこから電車みたいなのに乗って、降りたらエスカレーター、そのあと一番端のゲートまで300メートル。

息子たちに先に全力で走らせ、飛行機を停めておけーー!!!と叫ぶ。

ひーひー言いながらゲートに着くと、ちょっと遅れていたらしく搭乗中だった。

・・・・・・・・・ああ、間に合いました・・・・。
バッグを待っている間の、最終搭乗案内や呼び出しも一切なかったから、きっとあのまま待ってたら飛行機行っちゃったんだろうな・・・・。


28年前に22日間でヨーロッパを回った時や17年前にイギリスを訪れたときより、すごく外国人に対する差別的な雰囲気も無くなってて、ヨーロッパ、特にイギリスも過ごしやすくて良かったな~と思ったけど、ヒースロー空港の係員だけは大昔の気質のままだった。
怒りで脳が沸騰しそうだったけど、バカバカしいので落ち着くことにした。
でも次回は絶対ガトウィック空港にするぞ。
バージンアトランティックに乗ってやる。

というわけで、最後の最後までバタバタだった今回の家族旅行、お付き合いくださって読んで下さった皆様、本当にありがとうございました。

最後の残念な事件により、私の友人や母などには、まともなお土産を入手することが出来ず・・・。ほかの人が免税店の袋を持っているのを見るだけで、下唇を噛むしかない私でした・・・・・


パブの合間に行ったキヨスク的なところでちょっとだけ雑誌買ったけど・・・。

ワンダイの雑誌とエドワード&キャサリン妃の雑誌(ハリポタのガイドブックも前日購入)


あとは本当に冷蔵庫にくっつける記念のものくらいしか買ってなかった・・・。
ああ、無情。 おあとがよろしいようで・・・・ちゃんちゃんっ

ローマ→ロンドン家族旅行 その6

2013-08-19 22:27:23 | 家族のDiary
8月9日(金)

旅の疲れもピーク。中々早く起きられまへん・・・

朝、昨日迷ったランドリー受付へ預けた洗濯物を取りに行く。
今度は迷わず行けた。ちょっとコツを掴んだかも
洗濯ものは全部キレイに畳まれていて、西洋の洗剤(?)で外国っぽい香りがした。ふふふ

さて、この日は事前に予約していた、ワーナーブラザーズ スタジオのハリーポッタースタジオツアーに行く。

こういうサイトがあって、予め日本で日にちも時間も決めて予約。

予約なしではなんびとたりとも入れません。当日券は無いのでご注意です

うちの場合、うっかりして先に昨日のミュージカルを取ってから同じ8日にハリポタの予約をしてしまい、出発の1週間前くらいに気がついて必死に連絡を取り(主人が)、最後には直接現地の受付と電話交渉して(主人が)なんとか9日の3時に移してもらえた。危ない危ない


午前中はブランチも兼ねて、バラマーケットへ向かう。
London Bridge駅に出て、まずは橋をちょっと渡ってみる。




あちらに見えるのはタワーブリッジね。


ロンドン銀行もドーンとありました。

それからまた戻ってマーケットの方へ。

店先の花が綺麗



バラマーケット(Borough Market)は食品中心のマーケット。いろんな食べ物のブースがわんさかある。

この長っぽそいのはなんじゃろう・・・?


ケーキもおいしそう!!!


この白いのはメレンゲと書いてあったけど、豚まんくらいの大きさだった




チョコすごい!

途中パラパラと5分ほど雨が降るも、すぐに止んでこの青空・・・。ロンドンってこういう天気だよね。



すごい!


ナツメッグのジャムとかも売ってる。
味見とかも出来るのに、あまり時間がなくてゆっくり買えなかった~~~。うう~~また来たい!!!

ちょっと急いで食事もここで済ませて、再び地下鉄に戻り、ノーザンラインでEustonまで。それから地上線でWatford Junction駅まで行き、そこで専用のバスを待つ。

バス、来ました。

とにかく、ハリーポッターの大ファンと言えるあなただったら、それはそれは大満足すると思います。
これでもかと言うほどのハリポタの世界です。


まずは到着したところ。

チェスのコマがお出迎え。

入ってすぐは、天井近くに沢山の写真。









ロンの車も飛んでいる。


3時からのチケットだったけど、余裕をもって来たら2時には着いてしまったので、まだ入場の列には並ぶことが出来ず、先にショップを見て回ったけど、すっごい品揃え!
しっかり下見をして、音声ガイドを借りて、大きい荷物は預けて、列に並ぶこと20分くらいかな。

現在六本木でやっている、ハリーポッター展の比ではありません。
時間ごとに予約した人たちが並ぶの列から30人くらいずつ入場するのだけど、そのあとはとてもとても広い展示をたっぷり見られるので、全然混んでいる印象もなく、好きなものをかぶりつきで見られるのがとても良かったな~。

では、沢山写真も撮ったので(写真撮影ガンガンOKだった)、ご堪能くださいませ(ファンじゃない方、すごい枚数ですみません)

初めに入場前に並んでるときに見られる、ハリーが住んでいた部屋。


案内されていよいよ中へ



各クラスの衣装がズラリ。


決闘を教える授業の場面


広い食事の間


ハグリッド、大きい!!


先生たちもずらっと並んでる。


炎のゴブレットの時の衣装


パーティーの時の飾り


チョコだらけのテーブル


ルーナがこんな衣装着てたっけね。


沢山の規則が貼られたところ。


ハリーたちの寮の部屋


ズラリとみんなの杖!


談話室


時間を戻したりしたときにあったね。


校長室へ行く道


赤いのは・・・・


賢者の石だ!


ながーい廊下。どこに出てきたっけ・・・?


魔法薬の授業のところかな?スラグホーン先生の授業だね。


秘密の部屋の鍵ですな。


ロンの家族の隠れ家だったかな。


憎たらしかったあの先生のコスチューム


そして部屋


猫の絵皿もちゃんと飾ってあった。

だいぶ見ると一度外に出てしまう。
でもここで終わりじゃないの、全然!






バスの中もちゃんと再現


これはハリーが世話になってたダドリーの家族の家。


これはハリーの両親が隠れてた家かな?


チェスのコマも勢ぞろい。
係員が動かして見せるコーナーもあった。

ロンの空飛ぶ車にも乗れたし、ハグリッドと逃げるときのサイドカーにも乗れた。

ここにはスタバがあって、コーヒーなどのほかにバタービールも飲める。

これがまた美味しい!
疲れた体にちょうどいい、炭酸のあま~いキャラメルっぽいジュース。
泡もめっちゃ甘い。

一休みしてまた続きへ・・・

これもゴブレットで出てきたね。水の精?


ハーマイオニー、ソックリ


ダンブルドア校長もソックリ


セストラルだ~。


上からアラゴクが~~


バックビークは可愛かった。頭が動きました。


ダイヤゴン横丁の、フレッドたちの店


オリヴァンダーの杖の店


1つ1つ全部に違う持ち主の名前が書かれている。(ちなみに取り出したり出来ないです)

最後にイラストレーターによる絵も沢山飾られてて・・・


ミニチュアサイズのホグワーツで締めくくり。

ミニチュアと言っても、結構大きくて見応え十分。

他に、外に出る前に、グリーンスクリーンで箒に乗って飛んでるシーンを写真かビデオに撮ってくれるものがあり、うちは記念に次男が動画の方だけやってみたけど、中々良かった。DVDかUSBと選べたので、USBにしてもらった。

その後、ゆっくりお土産も見て気が付いたらもう7時!
またバスに乗って駅まで。
それから戻って最寄駅のスコッチステーキハウスでごはんを食べてホテルに戻ってきた。

いや~、ハリポタ漬けでありました

ぬいぐるみ好きな私はやはり我慢できず買ってしまいましたがな、ヘドウィック

これ、手が脚の後ろから入るようになってて、首が動かせるの。羽を押すとピーピー鳴き声もします。
他にもクルックシャンクスも、スキャパーズも、組み分け帽子も、たーーーくさんありました。

いよいよ帰国の日を残すのみ。
荷物をパックして、イタリアで買っておいたワインを開けて、ロンドン最後の夜に乾杯してバタンキュー

ローマ→ロンドン家族旅行 その5

2013-08-18 16:38:46 | 家族のDiary
やっとロンドン編です。


補足

イタリア出国の時、パスポートを見て日本人だとわかっただけでイタリアの係官がGoo!サインを出して「Japanese!OK!」と通してくれた。こんなんでいいのか、イタリア・・

ブリティッシュエアウェイズの飛行機では、軽食としてカレー味のチキンをピタパンみたいなのでロール状にしたものが出て、野菜もたっぷり入っててこれがかなり美味しかった

イギリスの入国審査もかなり楽だった。
私たちの前にいた日本じゃない東洋人家族は、ご主人が指紋まで取られてたのに。
日本人って信頼度高いのかね・・・?

残念だったことが1つ。
イタリアで預ける方の荷物が重量オーバーだったので、急きょ私のキャリーバッグに部分的に移してそちらも預けたら、イギリスでキャスター部分が破損
ロンドンで買い換える事に・・・


さてさて、8月8日(木)

泊まったホテルでは、1回分の無料ランドリーサービスがあったので、さっそく朝、今までの洗濯ものをどっちゃり持ってランドリーサービスへ向かう。
ただね、ロンドンのこのホテル、とってもややこしい室内になっているんです
ロビーやランドリーはこちらってちゃんと書いてくれてるんだけど、とにかく迷路みたい。

こんな感じの廊下があっちにこっちにつながってる。

軽い気持ちで1人でランドリーに出向いた私、案の定、迷子になった・・・
途中でルームクリーニング作業している若い男の子を見つけ、ランドリーへの行き方を聞いたものの、ぐるぐるしているうちにわからなくなって別の男の子にも聞き、最後にはまた初めに聞いた子と会ってしまい、「迷子になりました」と告げて結局連れて行ってもらった。
ランドリーサービスの女の子に「部屋の番号は?」っと聞かれ、なんと!部屋番号さえ何号室だったか忘れてしまってアワアワしていると、女の子が苦笑しながら取りに来るときにもう一度教えてね、と言ってくれた
なんてアホな日本人なんだと思っただろうなあ・・・(実際アホだったんだけど)

帰りも恐る恐る道をたどるも、またわからなくなり、2番目に聞いた男の子にまた会ったのでまたまた連れて帰ってもらう。ほぼ老人状態・・・。

ホテルはいろんな国の人が利用してて、日本人には会わなかった。

外装はこんな感じで、建物がつながってるお隣もホテルになってる。


私たちの部屋は1階(日本で言う2階)で、シャワーも快適、清潔でとても良かった
窓からの景色は大したことなかったけど。

(こんな感じ)

この日はロンドン市内を観光する日。





早速繰り出して朝ごはんはバーガーキングで済ます。
街並みは中々良い。






駅も地下っぽくなくて明るかった。





駅構内には可愛いフクシアも咲いてて

Bayswater駅からサークルラインに乗ってWesminsterへ。





おお!見えてきたぞよ、ビッグベン


ベン!!!!


中の国会議事堂の見学ツアーに参加できるというので、チケットを買ってしまったのが運のつき。
これは完全にツアーになってて、解説のおばちゃんと共に75分かけて中をめぐるものだった。
20人くらいでまとまって中を案内される。
中は驚くほど立派で素晴らしかった!
が、クイーンズイングリッシュのオバチャンの専門知識が無いとわからないし面白くないお話は、子供たちにとってはちょっと苦痛だったかも・・。大人の私たちでさえ辛かった。
後半、埴輪(はにわ)のような顔になっとりました・・

そのあとは近くにある観覧車、ロンドンアイへ。
このあたり、人がごった返していてすごかった
ロンドンダンジョンもあったけど、以前はここじゃなかったような気がするんだけど・・・。昔見たときは興ざめだったけど、すごい列。ロンドンダンジョンも少し良くなったのかな?

もうあと少しの所まで来たあたり。その前に30分くらい並んでた。

せっかくロンドンアイのチケットは日本で取って行ったのに、結局結構長い列に並ぶことになった。
眺めはとても良かったけど、値段と並ぶ時間を考えると微妙だったかも・・・




眺めはこんな感じ。




時間を費やしてしまったので、他にもうちょっとブラブラする時間は無くなってしまい、歩いてWaterloo駅から地下鉄でピカデリーサーカスへ。

おお!!エロスの像やらリージェントストリートがっ!!
17年前、友人と2人でリージェントストリートを歩いていたら、渋滞してる車を縫ってショーン・コネリーがスーツ姿でニコニコしながら歩いて行ったのよね・・・。何かの撮影かと思ったけど、特にカメラは見当たらなかったなあ。
このあたりのロンドンらしいストリートを色々見る暇も残念ながらほとんどなく、早めの夕食をと中華街へ・・・。


ここで食べた。美味しかった

店を出たら、こんなパフォーマンスをしてる人が・・・!!

ブロンズ像っぽくなっててじっとしてる。
ネクタイもたなびいた状態になってる。


この日は、ミュージカル「レ・ミゼラブル」のチケットを取ってあったので、そのまま歩いて劇場へ(中華街と劇場街はとても近いのです)




クイーンズ・シアターです。


席は前から3番目のほぼ中央。砂被り席


映画しか見たことなかったのだけど、ミュージカル、すっごく良かった!
髪の色が映画の登場人物と違ったり、アン・ハサウェイのやったフォンティーヌが東洋人だったり、とちょっと最初は違和感があったけど、とにかくみんな歌がうまくて迫力あってすごかった!
家族全員の一致した意見として、エポニーヌ役がモーーレツに上手だった。
マリウス役も、映画と違ってちょっと金髪っぽい好青年だったけど、名前がわからずに終わってしまった。帰国してから色々検索してもちょっと出て来ず・・・。残念・・。

最後はスタンディングオベーション。
感動的だった。
何度も泣けた。

22時半終了だったので、外はもう真っ暗。
ピカデリーの街がすぐそこにあるのだけど、もう帰らないと・・・悲しい~~~


地下鉄で良く見かけたポスター

近日公開の映画らしい。
右の男性、多分映画「トワイライト」に出てたな。


明日は昼からハリーポッターのセット見学です





ローマ→ロンドン家族旅行 その4

2013-08-16 21:52:19 | 家族のDiary
1ユーロの柄って複数あるのね・・・

さて。8月7日(水)、ローマ最終日。
毎日ハードに動いたため、のんびり寝てしまって9時に起床。
いつもの朝食をとり、10時過ぎにチェックアウト。荷物を預けて空港までのタクシーも4時に予約をして、最後のローマ観光へ・・・。

この日はホテルから南西へ歩いてコロッセオ方面へ。


相変わらずどこも絵になる街並み。


地図を片手に迷いつつ歩いていくと・・・。

あったー!!

うう、またもや長蛇の列・・・
でもこのだだっ広い所、列もそこそこ進むのでとにかく並ぶ。
1時間ほど並んで中へ。

ここは本当にすごくて、グラディエーターの世界が容易に想像できるような世界だった。


炎天下の中、歩いてフォロ・ロマーノへ。






ここで昔は政治が行われていたのだと思うと、立派な建物の跡が沢山でビックリ。



そのあと、真実の口のある教会へ行き、ここでも並んでお決まりの手をいてるポーズで写真を撮り、地下鉄でホテル近くへ戻る。

地下鉄の路線図。そうそう、昨日はこの分岐点で間違えたって事ね・・・

時間はもう3時。2日目の夕食を食べたホテルすぐそばのレストランで軽く食事。
そこで見つけたのがこれ。


友人jesterさんがハワイで飲んだとブログに買いていらして、入れ物が日本的で美しい。
名前はなぜかArizona Tea。

早速飲んでみた。
他にもピーチティーとか何種類もあって、これはグリーンティーと書かれているが、緑茶独特の香りや苦みはほぼゼロ。そして甘い。
でも何とも暑さに疲れた体にはとても心地よい味でした。
因みに別の日に次男が飲んだピーチティーはこんなのだった。


さあ、いよいよローマとはさよならです。
タクシーに乗って空港へ。


街で見かけた、壁じゅうに絵が描かれた建物。


17時20分ロンドン行き。



ヒースロー空港からは、ヒースローエクスプレスという列車が出ており、これがまた綺麗な電車で超快適。成田エクスプレスのような立ち位置ね。




これに乗ると、15分でパディントン駅に着いてしまう。
ロンドンのホテルはパディントン駅から結構近いけど、荷物があるのでタクシーで。

今度のホテルはノッティングヒルにほど近い、サークルラインのBayswater駅のそば。
ロビーは、ホテルとは思えないような、随分と現代的な雰囲気。
また4人1部屋の部屋を取ったので、メゾネットっぽく2部屋になっていて、キッチンも付いていた。(料理しないけど)


駅で買ってきたエールのビールを飲んで、この日もバタンキュー。


次はいよいよロンドンです

ローマ→ロンドン家族旅行 その3

2013-08-15 15:45:13 | 家族のDiary
8月6日(火)今日は1日、日帰りでフィレンツェへ。

朝7時前に起床し、ホテルで朝食。
その後、急いで支度して出発。
日本で取ったチケットが、行きだけテルミニ駅発ではないものだったので、ちょっと地下鉄の乗り換えが心配・・・。

最寄のバルベリーニ駅からAラインに乗ってテルミニでBラインに乗り換える。
行きたかったのはティベルティーナだったのだけど、その1個手前のボローニャで行先が2つに分かれており、乗ってしまった電車は別の方面行きだった(京王線の明大前で高尾山口方面に行きたいのに橋本方面行きに乗っちゃって気づかずに調布で降りなかったって感じ?わかる人にはわかる・・・
慌てて降りてボローニャに戻って乗りなおす。

這う這うの体で目的駅にたどり着き、特急電車のホームまで走る走る


出発10分前にホームに到着。ああ、よがっだ~~~。
そういえば、イタリアの電車は、随分ときちんと時刻通りに動いておりました。
イメージとちょっと違った。


乗ったのはコレ。

座席は車両真ん中の対面になった4人掛け席。
間に合ったのでやっと落ち着きを取り戻す主人・・・・。
車内は超快適で、1時間半の旅もあっと言う間。
今日も暑いので、水を求めて色々見るが、ホームにある自販機のものが一番安いみたい(1ユーロ)
そもそも、昔行ったヨーロッパには自販機は全くなかった。
理由は、置いても壊される、中のお金を取られる、など。

最後に17年前に行ったロンドンにも多分なかったと思う。
でも今回、ローマでもフィレンツェでも沢山の自販機を見かけた。
そのあたりの治安ってだいぶ改善されてるのかな?

サンタ・マリア・ノヴェッラ駅からすぐにフィレンツェのメインどころに行ける。
まずはサンタ・マリア・デル・フィオーレ教会。








すぐ隣りにあるジョッドの鐘楼に上る。

これです。またてっぺんまで階段上ります。

頑張って上るとフィレンツェの街が・・・



これは28年前に観た景色とあまり変わらないかも。
大事な古いものはちゃんと残してるのね。

既にちょっと疲れ気味だったが、ここでちょうどお昼なので、友人が紹介してくれていたビステッカ・アッラ・フィオレンティーナの店に入る。
サンタ・マリア・デル・フィオーレ教会からちょっと路地に入ったところのRistorente Giannino。
お店のHPはこちら

これは本当におすすめです!
美味しかったです!!!
もっと早く聞いて調べれば良かったものを、出発直前にメールしてもらって、現地で慌てて探すという始末だったけど、ここは来られて良かった!

HPから写真を拝借。

これがビステカ。フィレンツェの名物の骨付きお肉


他にも数品。





お肉は23ユーロだけど、これはその価値がありそう!4人でお肉は2皿で十分でした。

午後は14時からウッフィツィ美術館の予約をしてあったので、そちらへ向かう。
バチカンほどは混んでなかったかな。
ここでは、プリマベーラ、受胎告知、ビーナスの誕生などの絵を生で間近でガン見出来た

外にはダビデさん


また人間が芸を・・・


一緒に写真を撮ったりも出来るみたいだけど、高いお金を吹っかけられることもあるらしく、遠くから見ておしまいにしておく。

その後、ポンテヴェッキオ(ヴェッキオ橋)へ。



橋の上は殆どが貴金属店なので、ちょっと渡ってみてジェラートだけ食べる。




橋からの眺めはとても気持ち良くてきれいだった~。





この鍵はなんじゃろう?

橋の内側はこんな感じ。




教会の前のメイン通りは何台もの馬車が行き来してた。



帰りに、駅で安い水やジュースを買い込もうと自販機をうろうろしていると(自販機があちこちにあり、何故か値段がだいぶ違う!10ユーロではお釣りが出ないのもあったりで・・。)、10~11歳くらいのイタリア人っぽい子供がしつこく物乞いしてくる。
道端にもこの暑い中、大きなショールを被って座っている女性がいたり、子連れもいたり、美術館に入るために並んでいても、おばさんがしつこくお金をせびってきた。断っても全然ひるまない。
こういうところはまだ残っちゃってるんだね・・・。普通の生活ができない層があるって事なのかな。
昔のようにジプシーやスリが沢山いる感じではなかったけど・・・。

帰りの電車の中では、主に主人と長男が国際情勢とか色々話していた。
子供たちにとっても、素晴らしい建造物以上に見たことのない人の様子を見るのは衝撃的だったのかも。

私が小さいころって、まだ大きい駅前のデパートに行く道にはゴザを敷いてお金を入れてもらうのを待っている人がいたなあ・・。
自然にいなくなってしまったけど、今の子供たちはそういうのなんて見たことないだろうし。
新宿のホームレスは見たことあるけど・・・。
それはそれで心の勉強になったと思いました。

帰りの車窓から

帰りはテルミニ着だったので安心して地下鉄に乗れた。

一旦ホテルに戻り、また街に繰り出して食事。

これで9時近い。やっぱり日がまだ長いね。


ちょっと高めのレストランだったけど、味も良くて満足。


でもどこへ行っても全て高く感じる。これが円安って事ですね

そして今日も健康的にバタンキュー(死語?)だったのでした。