小さな出来事、大きな足跡

小さなことを積み重ねて気が付くと自分の型ができている。取るに足りない事にも意味はある。

DESTINY鎌倉ものがたり

2018-12-11 00:29:50 | 映画
先週の金曜ロードショーで観た。堺雅人、田中泯、中村玉緒と好きな人達が3人もキャストに名を連ねている。他の顔ぶれも結構豪華なので、これだけの俳優陣が引き受ける仕事ということはクオリティ高いのかな、とちょっと気になった。

結論的には田中泯、可愛かった。中村玉緒も可愛かった。ストーリーとしては正直わかんない。鎌倉に魔物がいるという設定がまた微妙で、映画化するならアニメ向きだなと思うところ。
ただ、CG/VFXを駆使した作品には定評のある監督:山崎貴氏にしてみれば、これを実写で
まとめあげるのは自分しかないという自負があったのかな。
映画は監督の物という言葉はよく聞くが、これなんか本当にそうで、監督のイメージに
どこまで役者陣が寄せていけるかを披露する場になってるようだった。

そして実力者を集めただけあってそれはそこそこ形になっていた。なので「設定が腑に落ちない…」と思いつつ最後まで観ていられた。

いうまでもなくCG/VFXを使ったシーンはよくできていた。真骨頂だ。
部屋に置いてあるちょっとした小物もこだわっていて、こんなところに見どころ発見!
と思いながら注目していた。


没頭しにくい世界観のため、俳優を役ではなく人として見てしまい
役を作りこんでそうだなーとか、この作品を本当はどう思ってるんだろうとか思ってたが
自然体の人を発見。

安藤サクラだ。

この人、賞とったりしてるのは知ってたが出演作品は初めて観た。死神役なんだけど自然
な感じにうまくまとめててなんか凄い。

というわけで私にとっては、自分で楽しみ方を見つけるという映画である。もうちょっと作品自体に吸引力があった方がいいが、テレビで観てるわけだし、まぁいいか。

リスクはあるが、とにかく邦画には今までにないタイプの作品にどんどん出てきて欲しい
応援したい作品、魅力がある作品があればいくらでも映画館に足を運ぶつもりである。





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