コロナ禍に帰省は迷うところもあったけど、父に電話すると即答で
「お母さんがお前に会いたがってるよ」←いつもこういう言い方
帰ってみると千葉は東京に比べて店も開いてるし、一見いつも通り。
うちの近所は駅ビルの店すらすべて閉鎖されて食べ物しか買えないのでデパート
が開いてるのを見ておお!それだけで癒された。
帰省してみたら自宅の外壁は塗りなおしてあり、車も買い替えてあった。
車は頻繁にエンストするので買ったとのことなので納得。しかし外壁とか気にする
タイプじゃないんだけどなうちの父は。新聞のチラシに広告入ってたと語るけど
車は新車で購入してるし、年金世帯なのに大変な出費だろう。本当はいろいろ買って
あげたいけど私も自分の生活水準低くとてもとても。
その分食費は節約しているよう。家にあったお酒も国産のみ。おたると書いてあ
るのは父が北海道出身だから。本音は酒やめて欲しいのだがちょっとだけ付き合う。
庭を見ると、雑草もなく、きゅうり、トマト、ナスなどの苗が植えてある。母はもう
動けないので父が一人で庭仕事をしているのだ。その時はびっくりしただけだったが
元々ハウスキーピングが嫌いで、自分の興味のあることだけをしていたい父である。
癌で何度か入院し、半年前くらいにも入院してたのだが、入院前には母の面倒を見て
家事もする生活が辛いと語り、退院したらまた地獄の日々だ。とぼやいていたのに、
入院中に色々思うことがあったんだろうか。
東京に戻る電車で綺麗に保たれた家や庭に植えられた苗を思い出すと切なくて泣きそ
うな気持になった。
今までさんざん自分勝手だったから晩年は真人間というのも
最後の最後で間に合った感はあるんだけど。
どうか一日も元気な日々が長く続き、長い期間苦しむことのない人生を送って欲し
い。
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