難しい事はよくわからない私だがコロナ禍やら時代の流れやらでわが社も色々と厳しいようで、締め付けは月ごとに色々厳しくなるばかり。
土日も夜も働くのは当たり前。とにかく成績をあげることが最優先と今日も係長が熱弁をふるう。休みの日はこっそり休んでいるものの
体力的にも精神的になかなか余裕を持てない最近。考えてるのは自分のことばっかな矢先、父の夢を見た。疲れたと言い、肩を揉もうとしたら
大きな瘤(こぶ)が。わー--っと(; ・`д・´)驚いたところで目が覚め、慌てて父に電話。
変わらず元気とのことで一安心。いやーびっくりしたわと電話を切ろうとしたところ、帰省の要請が来た。基本私には弱音を吐かないし、
帰ってこいとは言わないのだが、今回は帰省すると私が言い出さない事への嫌味を全力で言っている。
結局10月の3連休を使って帰った。何しろ日々の業務でへとへと。いつものような家事手伝いも出来ないし、なんなら喋りも少な目。
実家のごはんを食べに来ただけだなと父はぶつぶつ。自分でもこの状態で帰ってきても意味ないなとちょっと思ってたけども
窓から久しぶりに日没の兆しを目にした。
写真だとなんでもないのだが実際には短い時間しか堪能できない心洗われる風景。偶然出くわした有難さ。今この場にいることが大切
なのだ、今自分に与えられた幸せを粗末にしてはいけないと照れずに思える夕陽パワー。
気持ちを立て直し、両親にも出来るだけの誠意を持って接することが出来たような気もする。思えば、あの夢は父の肩の荷を表してたのかな。
前回帰ったのはGWだったけど、それから5か月で大きく変わっていたことがあった。近所に住んでいた両親と年の近い老人達が
引っ越したり、施設に入ったり、父の妹も亡くなってしまった。これは1人で母の面倒を見る父に大きな不安を与えたのは間違い
なかった。GWの頃は食べるのを楽しみにしていた両親だったのに食も細くなっていた。ビール大好きな父が発泡酒に変えていた。
しかし通常の身の回りのことを全てこなせる元気があることには感謝しかない。やはり無理してでも帰ってよかった。
家族というのは特別な絆だなと思いながら戻ってきた。仕事でも、親たちが実家に来た子供たちと一緒にいるときの安心した顔をよく見た。
いい顔である。家族を、自分を大切に。それから仕事でいいんじゃないかね。
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