蟷螂のPC歴は1993年に始まります。
まだ95も出ていなかったので、コマンド入力が主でした。
95と出会ったのは45歳時、勤め先の社長と言い争いをして会社を辞め、フリーになった時、バイト先の社長に見せられたのが最初です。
もちろん家にはパソコンなど無く、え・・・この画面ってなに?という感じで、『なんだ繋げられねぇのか』という声が耳に未だに残っています。
その後に勤めた会社は、パソコンとは全く無縁の仕事でした。
ただクライアントの担当者からパソコンを使えないとこれからは仕事にならないと言われ、また、友人の高校教師から『こんなもの使えないから、買ってくれ』と言われて、5万円ほどでFMVを下取りしたのが始まりでした。
当時のネットは完全課金制、同居人には迷惑をかけ続け、プロバイダも何社もない時代で、サポートは繋がらないのが当たり前、朝電話をかけ始めて夕方に繋がればいい方でした。
会社の上の階で暮らしていたタクシードライバーに、『ワープロを持っていたら、俺のパソコンと交換してくれない?』と言われたのも、FMVのメモリーが使えないほど遅くなってきた頃でした。
アンポンタン大馬鹿間抜け倅が中学に入り、パソコン研究会に所属したのもそのころです。
ただ倅は理数系ではなかったため、ベーシック言語がさっぱりだったので、直ぐにやめてしまいましたが、蟷螂は独自の道を進んでいました。
その後倅はバリIT系の学部に進み、蟷螂がパソコンを譲ってやったら直ぐにウイルス感染!
蟷螂に泣きついてきたのをつい昨日のことのように思い出します。
画面が真っ赤になっていましたっけ。
『へぇ~、ウイルスに感染するとこうなるのか』と妙に感心させられたものです。
ネットを遮断し、パソコンを初期化して何とか事なきを得ました。
自分のサイトを作ったのも、クライアントに勧められたためで、page millというソフトを用いました(64bit版も作ってほしかった)。
いま、考えているのは、自分のサイトのスマホ化です。
アプリがあるようですが、ダウンロード恐怖症に陥っていて、なかなか先に進みません。
今日、東出昌大が主演したWinnyを観ました。
ほぼ法廷モノの様相を呈していて、見せられました。
フアーストシーンは多分著作権法違反なのでしょうが、逮捕のシーンの連続で、逮捕された者たちの詳細な説明がなく、首をひねりました。
ただ、法廷モノに必要な緊迫感溢れるクライマックス不在のストーリーで、実録映画にしてはイマイチ感があり、せっかくの題材が色あせていたのが残念です。
Winnyの存在は、正直言って知りませんでしたし、映画を見てもP2Pのワードが印象に残っている程度で、YouTubeを見る知識しかなく、古希を過ぎた老人には理解不能。
ファイル交換ソフトがどのようなものであるのかを、PCの画面を使い、更に掘り下げてほしかった。
しかしながら、東出昌大は好演していて、エンジニアにありがちな、いい意味での世間知らず的性格を画面いっぱいに広がらせていました。
第一審判決後に、急に葬儀のシーンに飛ぶのもちょっと乱暴で、2審や最高裁に至るまで、詳細に人間模様を繰り広げさせるべきだったのではないでしょうか。
映画を観終わって言えることは、『結局Winnyってなに?』というところです。
話がグチャです。
「Winny」とは、2002年に日本で登場したWindows向けのファイル共有ソフトです。プログラマーの金子勇氏によって開発されました。
しかし、ファイル共有ソフトの使用をめぐっては著作権法違反の容疑で逮捕・起訴される利用者が続出しました。そしてWinny開発者の金子勇氏も逮捕され、金子氏の裁判を映画化した物のタイトルが「Winny」です。
東出昌大氏は、映画化された「Winny」中で、金子勇氏役を演じたということです。
今ひとつよくわかりません。
何度かWinnyを観れば解決するようなので、2度見します。
貴兄はご覧になりましたか?
杏ちゃんが好みなので、東出昌大氏は避けています.笑
東出、演技は案外上手いですよ。