蟷螂の独白

世に背を向けた蟷螂です。喜怒哀楽を綴って19年モットーは是々非々の団塊世代です。

酷かった

2024-02-27 21:18:00 | 徒然
今日は親父の祥月命日、一度河豚を食べて『うまい!』と叫び、それまで日本蕎麦屋だった店を改築して『ふぐ屋』へ。
なので中高時代の主食はふぐ。
『蟷螂ちゃん今日の晩御飯はボンカレー?』
『カレーはもういいや。ふぐにしようかな』
かくて高校生の蟷螂は友人を呼んで河豚鍋を囲むことに。
『あの時のふぐ、美味しかったなぁ』
同窓会でよくいわれたものです。
『えっと君、いたっけ?』
なにしろ酒宴のどんちゃん騒ぎ、誰がなんだかわからない。
ま、時効なので。
『あの時以来ふぐが好きになったよ』
親父がカウンターど板前から小鉢を受け取り箸で突いて『ピリッと来るな』、『ダンナ、そこがいいところで』とやっている光景は脳裏に焼き付いています。
そのフグ屋も6年で店仕舞いしました。
板前の給料が高くて合わないと踏んだ親父の判断で、食堂をビルに改築し、田原町の店はまたしても改築されてテナントになりました。
なので親父の祥月命日にはふぐを取り寄せて食していました。
ところが、今日届いたふぐを食べてがっかり。
同居人も『もうやめて!』と呆れていました。
10年来お願いしていましたが、親父の霊と話し合い、来年から親父が次に好きだった日本蕎麦を供えることに決めました。
前回のフグもひどかったから一抹の不安はあったのですが、二度と取り寄せません。
さて、残ったフグはどうするか?
ま、唐揚げあたりが無難でしょう。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 風ニモマケズ | トップ | 本日歯科通院 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。