蟷螂の独白

世に背を向けた蟷螂です。喜怒哀楽を綴って19年モットーは是々非々の団塊世代です。

N氏のこと

2025-01-25 16:25:32 | 徒然
フジテレビのほとんどのCMがAC(公共広告機構)に振り替えられた。
あの東日本大震災時を思い出して憂鬱な気分にさせる。
フジテレビの社員が関与したといわれているけれど、真相はまだ藪の中だ。
N氏に接待と称して自社の社員を提供したというのは真実でしょうか?
利益供与目的であっても、ちょっと・・・
ただしこれらは芸能界で広く行われている慣例だったら、他局は対岸の火事では済まされません。
どの局も他人事と報道していますが、昭和におけるトップクラスの芸能人は『何千人切り』などと豪語している輩もいたのですから、推して知るべしでしょう。
折しも天下のNHKで放送されている『べらぼう』。
今でも風俗店がズラリと立ち並ぶ吉原を取り上げています。
出演陣や内容の稚拙さに辟易した蟷螂は見ていませんが・・・
フジの社員もN氏に吉原のトップクラスの風俗嬢をお世話していたら、このような重大事案に発展しなかったでしょう。
もちろんN氏が『あの娘じゃなくちゃいゃだ』と幼児のように駄々をこねたとなれば、話は一気に別な方向に進みます。
N氏が『すべて自分一人の責任である』と言っていることからその可能性はゼロではないでしょう。
アイダを取り持ったフジの社員も、芸能界の慣習だからと軽い気持ちで応じていたとしたら、問題の根はさらに深くなるはずです。

そういう意味からすると、今の文学界にも一脈通ずるものがあるでしょう。
文学賞レースの最終候補に女性の名前が羅列されていることも皆無ではなくなりました。
単に女性の方が男性読者の目を引くからという理由からだとしたらそれは大間違い、本を読書人は男性より女性の方がはるかに多いので、賞は取らせたけれど、後が続かず息切れする一発屋が多いのもわかる気がします。
そこへ行くと男性は生活がかかるので、中途半端な遊び半分で賞レースに参加しません。
かつて蟷螂が3次予選までコマを進めた賞でも、受賞作家はその後泣かず飛ばずでした。
もっともその頃は男性の作家志望の方がはるかに多い時代でしたが。

昨日届いたWOWOWの番組表を見て複雑な心境になりました。
これがWOWOWの編成の意図だったとしたら技ありです。
それはN氏主演の映画がオンエアーされるからです。
地上波民放で完全に干されたN氏も衛星放送ではバリバリの現役でした。
放映される映画のタイトルも意味深で、『私は貝になりたい』でした。
今のN氏の心境そのものでしょう。
なおN氏は慈善活動家であり、紺綬褒章を授かっていたことも昨日Wikipediaを読んで知りました。
すべてをお金で解決する姿勢は、若いころにお金で苦労したからでしょう。
お金の力を知っている人だと思いました。





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3 コメント

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Unknown (クリン)
2025-01-26 01:06:06
しじゅほうしょうにもびっくりしましたが、トーローさまの3次予選がめっちゃ気になりました!🐻(そうだったのか・・と✨)
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Unknown (クリン)
2025-01-26 01:07:14
失礼しました🐻こんじゅほうしょうですね💎
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Unknown (bickri)
2025-01-26 13:58:32
コメントありがとうございます。
N氏の紺綬褒章は意外でした。
もっとお年寄りの方が受賞するものだとばかり思っていました。
3次予選の件はプロフに少し掲載してありますが、amazonでも同作を個人的にパブリッシュしています。
中学受験ものが多いです。
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