今日は愚母の入所する施設へ愚弟と二人で契約に行きました。
蟷螂は約束墨守の人間、20分前には到着しました。
コンビニでお茶を買い、しばし待機してから施設の駐車場へ入ります。
15分前、施設の駐車場に車を入れると愚弟はもう来ていました。
フットワークの軽い奴だ。
てっきり歩いてきたと思ったら、今日はチャリ、施設の裏の喫煙スポットでプカプカ。
タバコと一緒に心中するつもりでしょう。
ヤツの部屋の壁を想像しただけで怖い。
壁に貼ったカレンダーの跡がついていそう。
壁には山の写真も貼ってありそうです。
愚弟は登山好き、それは健康的なのですが（1日60本のヘビースモーカーなのに！）、最近は山へ登らず街を歩き回っていて、各地の喫煙スポットを熟知しています。
浅草から錦糸町は散歩コース、錦糸町駅前の喫煙スポットはお気に入りのようです。
この前会ったら膝が痛いと言っていたので、チャリにしたらと勧めたら、チャリの方が痛くなると聞き入れませんでした。
膝が悪くなったら階段も登れなくなり、それでなくても過度の喫煙でCOPDにでもなったら、ヤツの方が先に施設入りしそうです。
ヤツの保証人2人は誰がなるの？
同居人は絶対ならなそうだし、アンポンタン大バカ間抜け倅はローン地獄の真っ最中。
ところで、蟷螂が心臓手術で入院した時、トレーナーにエアロバイクを勧められました。
あれは自己管理ができる最高の有酸素運動だそうです。
負荷も調節できるし。
でも、狭い都会のマンションにエアロバイクは現実的ではありません。
結局階段の昇降とウォークです。
蟷螂はこのところあまり歩いていませんし、階下のリフォームが始まったら、リフォーム業者の使うエントランスにも行きたくない。
高齢こもりびとです。
愚弟とお揃いでナイスステップでも買おうかな。
いずれにしてももうすぐ愚母は病院から施設へお引越しです。
今日、愚母が入る部屋を見ましたが、10階で眺望良好、気になるのは西日だけです。
まぁカーテンを引いてエアコンガンガンなら大丈夫でしょう。
空気清浄機まで入れてもらえるそうです。
「ここらで1ルームを借りたら10マンじゃ済まねぇぜ」
「このぶんだと115歳くらいまで生きるかもな」
「そのころになったらこっちはとっくにあの世に行ってるさ」
12月に入ると完全に面会禁止になると聞き、愚弟は少し寂しそう、なにせサイコ親子ですから。
あとは病院からの引っ越しがどうなるか。
コロナ感染の怖い病院から安全そうな施設に移る。
蟷螂たちの方がコロナの下界で先に三途を渡りそうです。
