昨日、2020年のブエルタが終わった。圧倒的な優勝候補だった"G"ゲラント・トーマスがスタート直後にボトルか何かを踏んで落車しリタイヤという不運に見舞われながら、ゲイガンハートが見事に総合優勝に。
↑フルームのTwitterより。この派手な自転車でこれから走るのかな。
そして同じ日、ブエルタでは圧倒的優勝候補のログリッチの隙を見逃さなかったカラパスが総合首位に立った。
イネオスと言えば、フルーム、トーマス、ベルナルのフールドフランス優勝経験者がトリプルエースとして所属している。しかしながら、フルームは怪我明けで以前の様な走りにはならず、トーマスはボトル踏んで落車し、ベルナルもツールをリタイヤ。
それでも、クフィアトコフスキーがツールでステージ優勝し、ジロではガンナの4勝を含むステージ7勝と総合1位。3人いるエースが総崩れでもここまで強いイネオス。さすがとしか言いようがない。
今年、エースが崩れたことで、アシストのプレッシャーからも解放されたのかどうかは分からないけれど、なんとなく、チームもいい雰囲気になっているような気がする。
さぁ、残すはブエルタの結果のみ。引き続き、ユンボヴィズマは強力でログリッチも諦めていないと思うが、イネオスはどこまでいけるか。気になるのはフルームだ。カラパスを勝たせるためにどう動くのか。なかなか難しいのかもしれないが、フルームが調子を取り戻して、最強アシストとなってカラパスを守り抜く。そんな姿をどこか期待してしまう。
↑フルームのTwitterより。この派手な自転車でこれから走るのかな。
かつては、強すぎるイネオス(sky)に嫌悪感もあったのに、今では強すぎるユンボヴィズマを倒すチームが現れることをどこかで楽しみにしている。これが判官贔屓というものか。
きっと、このブエルタは17ステージの山岳ゴールまで勝者はわからないだろう。睡眠不足の日々は続く。あぁ、大変だ。
とにかく、コロナが落ち着いて、ブエルタも無事にマドリードまで到着しますように。
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