



初め、前を通るたびに違和感がありました。しかし慣れてくると、便利でちょっとおもしろい雰囲気だなと思うようになりました。


何人かの主婦らしき人が寄ってきて、試食をしながら、店の人に「どれがおいしい?」店の人は「こっちのは子供のおやつにもいいよ。甘いのはこっちだけど、好き好きだからね。少しすっぱくて甘いのはこっち」などとやり取りがおもしろい!
結局、私はトマトらしい少しすっぱい方を買って帰りました。



本当は、時間があれば、おさいふを1回1回出すのは面倒ですが、商店街でいろいろ聞きながら買い物できるといいなと思っているのです。

まず、このような支援事業に応募していくる商店街はいい方です。これまで商店街というと、一時、国の支援が盛んで、アーケードを作ったり、道路を整備したりというハードに偏っていました。
見かけはきれいになっても、消費者から見て、買い物場所として魅力的ではなく、どんどん廃れていった商店街が多くありました。
これではいけないと、アイディアを駆使したソフトに助成金を出そうと始まったものでしょう。それに応募してくる商店街は、、商店街の団結力とか、リーダーがいるか、何とかお客さんに喜んで来ていただこうという気があるか、ある程度このあたりがある所なので、企画のプレゼンを聞いていても応援したくなります。
問題は、こういう所にも出てこない、「跡継ぎもいないし、このままでいいや」とか「不景気やけん、大型店が出来たからお客が来ん」と言って、人の所為にばかりしている商店主や商店街。


商店街についてのアンケートでよく出てくる意見で多いのは、「欲しいものが置いていない」「知っているお客には親切だが、親しくない客には冷たい」「商店街トータルの魅力が薄い」などです。
このようなお客の声を真摯に受け止め、まず個店が努力しなくてはいけないでしょう。そして、商店街という塊を総合力として出していく団結力でしょうか。

私たちも郊外のスーパーばかりでは、この先、車の運転ができなくなった時、どこで買い物すればいいのでしょう。
そのためにも、商店街にはがんばってほしいと思います。消費者もがんばっている商店街は応援して、そして、買い物しなくてはいけませんよね
