


毎年見ていると、私が通って見る中で毎年一番美しいのは、某生命保険会社の社宅の桜



その近くの公園に2本、これも立派な木があるのですが、今年はどうした訳か、1本は咲いて、ぎっしり花を付けているのですが、もう1本は、まだ蕾状態。毎日見ていると今にも開きそうにぎっしり蕾は付けているのですが、開きません。他の木はあんなに開いているのに・・・とヤキモキ

4,5日遅れでやっと咲きだしたのですが、最初は焦らすように下の方からチラホラ、しかしまあ、咲きだすとそれは美しいこと





今週日曜日に大野城市の男女共同参画センター“まどかぴあ”に「シングルマザーズ」という演劇を見に行きました。ちょっと遠いのと日曜日に出るのは億劫だったのですが、館長の熱心な勧誘でチケットを買い行くことにしたのですが、なかなかシリアスでおもしろかったです

二兎社という永井愛、大石静が立ち上げた劇団で、今回出演したのは5人ですが、沢口靖子、根岸季衣、吉田栄作など豪華顔ぶれで、題名どおりシングルマザーの話。
出演が5人だけというのも珍しいですが、舞台も1場面だけで、シングルマザーの相談を受ける事務所という設定。時代は2002年から2007年、DV,離婚、母子家庭の貧困、養育費問題、就労支援に関する法改正など現実にある問題をおもしろく、ユーモラスにドラマ化している所がとても楽しめました

さすが永井愛の演出だけあって、情緒的な劇ではなく、あれだけのセリフを覚えるのは大変だろうなーと思うような、法律、データなどセリフの随所に出てきて、アップテンポの会話がすごいのです


DVの複雑さなども考えさせられました。吉田栄作演じるDV夫が妻に離婚を迫られているのですが、相談所に来て、自分は妻からDVを受けている被害者だという話をするというDV加害者のやっかいさなど・・・
また、母子家庭の悪循環も大変な問題です。母子家庭は経済的に苦しいので、昼夜掛け持ちで仕事したりします。子供が小さい時は病気をしますが、それで仕事を休むとやめてくれと言われる。仕事がなくなりいよいよ貧困になる・・・という悪循環



