久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

商店街活性化と行財政改革会議②

2013-02-06 13:06:15 | Weblog
 福岡市の仕事の続きを書きます。今日は行財政改革有識者会議のお話。作年の5月から始まったこの会議、先週の火曜日、第8回目が開催されました。1度だけどうしても出席できず休みましたが、後は毎回出席。毎回3時間以上の会議で大変です。
名前の通り、福岡市の行政と財政の改革をしようと始まった会議で、12名の委員がいろいろな専門家の立場から意見を述べています。

 7回から8回の間は1,2か月空いており、1か月に2回という月もありましたので、久しぶりの感。しかし、その間会議はありませんでしたが、これまでと違って、市役所は動いていました

 会議でも冒頭、感想ということで発言したのですが、これまでの行財制会議では、1年近く会議を重ねて、意見をまとめ、やおら次年度から始めますよ、という感じでしたが、今回は、会議を進めながら行政改革課が中心になって、職員のアンケートやその集計、ワークショップなどを行っていました。それをまたfacebookで発信。
 今回違うなと思ったのは、改革していくためには、職員自ら気付き、意識を変えていかなければ、と兎に角動き出したことです。これは大いに評価できると思います
 これまでは、改革がまとまっても、どこか職員は、いつも自分たちは批判されている、改革をやらされるという感覚があったように思います。しかし、今のところ、職員も勿論幹部も本気の姿勢を示しています。
 福岡市は所帯が大きいので、すべてトップダウンで行動するのではなく、局や区に権限を持たせ、トップは総合計画に則った方向性は示していきますが、具体的な事業については局、区で議論させて局長クラス会議で議論しよう、と変わります。連動して、予算の作り方も変わってくるようです。

 今回も3時間過ぎる大議論があり、疑問も呈されました。次回は、3月に最後の会議があり、いよいよそこで、市役所の改革の本気度が分かると思います。なかなか大変な内容の会議でしたが、本気度を確かめることと、それが継続して行われることのチェックをする責任があると思っています