1-3-1言語
「漢字」という産物にも一定の規律を見出し個性に対し分類と統制を与える思考が起こる。人間が発想するあらゆる創造の共通原理となって安定と自由の調和と永続を求める感性と規則性が生まれる。各種現象に対し感覚的因果と感性的な因果が起こる。良き現象を実現したいという思いから思考が生まれ、言葉や文脈の形成過程を通し仮説を産み予めの意図する基準をもって感覚や感性の出現へと作為が投じられる。言語は動的状態を表す動詞と動的状態の静的化を示す名詞を基本とする。名詞によって動的状態の因果と範囲が確定される。例えば「車両」という名詞によって車両を構成する要素と要素相関を確定し名詞を充てる。動態を名詞と固め基準尺度と加減から形容詞が加えられる。「素敵な車両」等として基準と要素の加減を表す形容詞が生まれる。「動詞と名詞と形容詞」という要素と集合により言語の内包を構成し意味内容が組まれる。この言語がどのように外界との相関を生みだすか。動態を想定してどこに言語を配するかにより外側の構図が生まれる。
1-3-2活動法則性
人間の身体面と頭脳面と感性面の有機的な連なりと見る活動法則性という観念を浮かべ、言語に対する感覚と感性という配列が構成される。「人間の活動法則」という動的名詞を定め、名詞の中味に言語という個別要素が配置される。人間という動物に特有的な技能として、「思考」という技術から現象の高度な観測や創造が出現する。各種欲望を抱きそれを遂げる観測力や思考力が出現し欲望と実現を果たし高度な文化文明を作り上げた。このような過程に「言語や漢字」という無形的ソフトの技術や資産が配置される。「言語」という対象を斯様の動的文脈を背景に浮かべ、全体性の構図に配するか、無限的な構想が生まれる。「言語学」等という領域を構成するに際し言語の内包性と動的外側の構想を含み言語学という領域観と体系が形成される。内包性と外側の構図に名詞を充て静的観念を産出する創造原理が起こる。あらゆる創造に共通する法則性が映る。
1-3-3不動性を望む感性
個別性と共通性という概念を産みだすと共に、あらゆる現象を包含する普遍的な価値という領域観が形成され、普遍と共通と個別による価値の体系を産む。普遍原理に対し時々の諸条件の変容と評価をもって、普遍的価値への作為を投じる創造力の法則と人間性が生まれる。
1-3-4人間概念
こうした面に人間の内包性の認識が作られる。より良き生の導出を求める生命観に人間の中枢要素を抱き、人間なる概念の普遍と不変を備え、外側との在り方を導出し人間なる領域観が生み出される。それへの共感と同一性を持って、一定の領域の芯を産み、同一的な構成要素に組み人類の一員等と見做される。
1-3-5生物と永続性
人間と並列的な相関に有る自然という対象を想定し、人間と自然の共通要素を問い、生命観をもって生物という上位性の概念を産み生態系概念と集約される。生態系の永続性という共通欲求を浮かべ人間と自然の共存と永続の動態性を抱く。人間の内包性と外側の領域をもって「人間概念」が整備される。
1-3-6永続思想と元号
以上のように「言葉や言語や漢字」と「感性と感覚と観念の有機的な活動法則性」と「個別と共通と不変性と普遍性の価値体系」と「人間の内包性」と「人間と自然の共通性による生物観」と「動的規定の在り方として生態系の永続性」という具象と抽象の概念と相関から体系を産む。このような思考の末に「永続思想」という集約概念を産む。思想を産みだす形成過程が表され、結果と過程の構成を示し生きた概念の質感を産み生命の産出と解される。良い質感を与え安定した活用や稼働と耐久性に至り、領域観が浸透し永続の生を遂げ不動的な名詞に至る。「元号」等という概念を創出し、時代の理念やビジョンを問い集約し、意図する欲求と創造基調を作る。西暦を合わせた世界観を抱く等という発想も見られる。「馬鹿」等という言葉はなるべく用いたくはないものの知識が少ない対象への名称というよりも、力と責務の負荷均衡性の強い感性や精神面の歪性と対面すると、腹ただしさから「馬鹿」なる言葉が出現する。文化を喪失した悪性への対処と予防策を産む。ある意味正常な反応と思います。
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