「日本文化原論 真なる調和への道 」 美粋書房 横山俊一

私は神道や仏教を根にする伝統文化慣習に携わりました経験を軸に『日本文化原論』と題し執筆活動を展開しております。

1)伝統文化・思想世界観

2021-08-22 03:09:35 | 日記

1-1人間平等

今日、「男女平等」等という事が叫ばれる。人間平等の理性を根源性に備え不平不満と矛盾性の感性が生じ力と活用の適正をもって良好な感性の出現と持続的な関係を遂げる平等と成長と永続の理念と実現の体系が形成される。

1-2平等と成長と永続

平等の理念も単純な均等割りの分配性に偏した解釈に留まらず、良好な生の導出面を含め頑張れば相応するリターンの適正を鑑み活力や成長の側面と持続的な循環の形をもって、長らく良好な人間性を実現する包括的な創造体系に集約される。真に納得感と共感性を模索し確かな体系観を纏め万人的な対象を想定して長らく持続する形を引き出し完成度の高まる思想と世界観が形成される。

1-3良い事・悪い事・両面の因果

「あってはならぬ事」という解釈の狭まる下限的な基準性の認識を生むと共に、その面を満たしながら、「あって良い事」という積極的な創造へ力が向けられる。後者の側もあまりに無制限的な創造の弊害の観点を鑑みあって良い事とあってはならぬ事との因果性の観点を取り入れ適正な基準性を確保し平等と成長と永続の軌道と循環を作る体系観を産む。人間と生態の根本的な原理等という基準性の認識と稼働に及ぶ。

1-4感覚と感性と観念、根源根幹と産出(部分と全体)及び習慣

感覚的因果と感性的因果という両極性について適正な調和形成の在り方を観念と導出させ自他との同一基準の鮮明性を図り個別特定現象を作る法則が進む。抽象概念に留まらず個別具体の現象を体験し直接間接の因果を問いながら準抽象の観点を浮かべ根源性へ思慮を深め全体像を律する根幹性の導出と体系性や総枠性に反映させ「根源且つ根幹と産出性(部分と全体)及び習慣」をもって全容的集約概念が産出される。成熟性を宿す人間性と創造性の体系に発展する。

1-5思想と世界観、伝統文化

良くしたいという思想が続き良好な世界観を作るエネルギーに変換され多様な要素性を勘案しながら優れた世界観を作る力が産み出される。多くの良好な先人の貢献への感謝と共に良好な意思や性格を継承し高次の創造に発展する。中枢的な精神や感性には変わりなく形の向上を果たす伝統文化性が存続する。肥満な盗み症が大きな力を持って空間を支配する事の無き、伝統文化性が働く。


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