「日本文化原論 真なる調和への道 」 美粋書房 横山俊一

私は神道や仏教を根にする伝統文化慣習に携わりました経験を軸に『日本文化原論』と題し執筆活動を展開しております。

哲学文化

2022-11-30 11:21:06 | 日記

根性が女々しいのは、良い関係性は続かない。男系女系というよりも、人間の性格であり、こそこそ、堂々とした振る舞いを避けて、外堀を嗅ぎまわり姑息な手法に逃げながら、要領よく世渡り性格は、信頼関係を作れない。こうした性質の適正を問い、生命や人間像の中枢性の見解が作られる。

性格は常に生じる発想と思考の規則性に出現する。思考が行為を起こす。物的力への異様な依存をもって、外界を支配したいなどという発想と振る舞いが表面化する。自他との同一的な要素を模索し、性質としての適正を求め、理念性を作り世界観という形に現れ、個別特定現象の性格付けと評価性と配置性と制御に回り、対立性について正当な根拠と調和性の軌道と循環性を果たし、健全な人間と生態の持続性を進める。

男女という性別によって、分ける事は、生命や人間という根源性からは外れた観点となり、「感性と観念と精神と身体の相関と規則性」の観点をもって、ゼロベースからの適正観を引き出す事に及ぶ。妙な男らしさの意識を強め、内実は女々しくみすぼらしい性質への嫌悪感が生じる。

あるべき性質の具象化する観点が整理されて、生命観や人間観、主体性像などという概念を生む。根源且つ根幹性という根本原理性を生み大局性の抱き方に反映され、個別特定観の性格と配置と相関性を生み、総枠性の思想世界観が産み出される。

変わりづらい価値基準性と備わり、時々の内外環境に対面し、過不足と評価や予測性と連なり、具体の施策と施策構成を生む。狭義の普遍的不変の観点と広義性を含む動静観を産む。こうして哲学文化という領域の中枢要素が作られる。根本的な志向があまりに異なると、長らく良好な関係性は作られない。一定の義務教育として、根本性を整え同一基盤性を求める態度が出現する。

倫理道徳性や哲学文化性という総論性を有し、国語、算数、理科、社会、歴史などという各論を生む。個別・特定・全体、根源・根幹という観点と相関の習慣性に展開される。

どのような生命と人間性を求めるか。抽象観と具象の整合する体系と周期を生む。こうした哲学文化性が定まらない領域は、自律性の起こらぬ物理依存と受動的な性質に外れ衰退と破壊の軌道を進める。妙に女々しい奴に権力や財力、知力を与えぬ事が望まれる。


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