1-1哲学文化観
外界に映る「特定現象や領域が駄目だ」という評価感覚が起こる。それをそのまま「駄目だ」と表現する事も自然な反応の内と映る。しかし、これに留まらず、「自己は駄目でないか」へ視線が回る。自己と他者を含む同一性の基準の導出をもって、自他の客観評価性へ及ばせる発想が生まれる。平等の理性を根にして自己と他者や外界という特定観と対面し両者を含む全体性の観念を引き出し自己と他者を配置し良し悪しへ対する客観性を果たす発想へ至る。この発想や筋道が起こる所に健全な性質が内蔵される。長期的な精神性の健全像となり概念的な明瞭性と不動性を図るような事にあって歪性の広がりを予防する事へ至る。適正像の導出と悪性と適正の判定と、悪性に外れる原因の特定と、悪性に及ばぬ施策を持って実行性のある長期利益の実現策が稼働される。平等の理性という抽象観念について具象的な観点が絞り込まれ、皮膚感覚に到達する概念と実感の稼働性が進む。社会形成の一丁目一番地の基準の同一性を確認し基礎教養と揃える事が要る。哲学や文化等という領域の探究と特徴が生まれる。この習慣が根付き、あまりに崩れぬ事をもって長期的普遍性と不変性の基準と実感を遂げる。基礎教養が瘠せると基礎の悪性と歪性が広がる。
1-2 日本文化原論 永続思想 真なる調和への道
「公共性」や「文化や文明」や「平和」や「平等」等という抽象性の観念を安易に用い自己の正当性を高めるような態度に回ると、自他の同一理性を整えぬまま一方向の要望過多の歪な精神性が映る。少なくとも抽象性について中味の見解を整理して何がしかの見識が示され活用する態度に進み自律性を持つ健康な精神性が起こる。グローバル化等という抽象観念がしばしば用いられる。根本的な面からの人間の適正像を問い基礎の適正像を掴み大局の在り方を浮かべ特定性を作る回路が起こり無思考物質化と根源性の悪性に陥らぬ作為が生み出される。哲学文化が少なからず必要であると思われる。言葉の基本的な仕組みの認識と活用の適正等という基準が精査され精神の良性を具象化する形が進む。精神面の健全性の認識が基礎になって、習慣や規則性の在り方の見解へ及び、間接的な因果の広がりと概念の精査と活用を問う文化政策などへ及び、生態系の永続等という世界観の広がりへと進む。肥満な性質等という評価を加えるにあっては適正基準の整理と明示をもって過不足を示す態度が欠かせない。自己と他者への適用を通し外界への適当な要望に回る。頭のでかい歪な性質や物理依存の激しい悪性が顕在化する。修復の作為が充てられ健全な自然律が稼働し、生滅不可分と最良の生の感性が出現し文化の持続に及ぶ。虫けら症を放置すると文化を喪失する。基軸性の脆弱な個性は悪性を広げる。良好な哲学文化が必要であると考えます。
1-3動力基盤性と牽引性
この感性と感覚と観念の有機的整合性といった健全性の観念に加え、活力の持続性等という面が起こり、あまりに堅苦しい基準に留まらぬ永続性への力を与える面も肯定される。「インフラ」なる社会基盤という概念も多様な中味の詰め方が起こる。生活上の根幹的な配置を持つ電気水道ガス、米や野菜肉や魚という食べ物という面が率直なインフラ面に映し出される。これに対して、時々のテクノロジーの革新が起こりパソコンや情報通信等というトレンドが出現する。この主要な部品となる半導体や電子基板や装置に重要部品が生まれる。更に日々の物財の流通を担う流通業者や情報の収集と伝達を担うマスコミや報道機関が間接的な情報を広く行き渡らせる。これら生活産業面における各種トラブルの出現と対処と予防の施策を図る消防警察医療や法規や制度の制定を担う政治行政、言葉や概念の形成と現象への適用を果たす教育研究面等として全容が現れる。どの面にインフラなる観念を適用するか。不可欠な産物という側面から優先序列を構成し割合の高いものにインフラを見るか。活動の健全性という面から感性と感覚と頭が程よく回転し人間の健全な精神性が見られるような領域にインフラを見るか。寡占的な資源と需給構造に映る財の希少性と需要者への傲慢性などが映ると精神性に歪性が現れ、そこを社会基盤等とすることにも違和感が生まれる。活動の法則性から浮かび上がる人間の健全な精神性という観点をもって良質性を問い社会の根幹性に相応しい対象や領域にインフラという観点を適用する表し方が起こる。人間の精神性を中心に浮かべ価値の良質性と根源性を浮かべ変わりづらい中枢のインフラなる配置が生まれる。こうした観点からは、重厚長大型のエネルギー産業を担われた寡占的な需給の感覚を情報流通の中心的な配置に就かせる事にも適正であるのか、再考される。インフラなる抽象概念も硬直的・旧態的な観念に留まらず、真に良好な力の源を探り相応しい観点と領域に適用される。「生態系の永続性や人間の根源的な精神の良性」という変わりづらいビジョンからインフラなる観念を作る事に不動性が出現する。広く全体への知見や影響か、根本的な面の良性か、どちらかというと後者の側に力の根源性が映り実際上のインフラと働く。集り型の発想や手法に陥らぬ健全な制御性と推進力を生む良好な好循環の力を広げる。ハードかソフトか、ハード面への依存よりも無形的なエネルギーの質に、インフラなる基盤性が生まれる。クリエイティブな創造の活発な産出を持続しハード面に反映される。空疎性の概念やストーリーを出現させる領域にも、社会の基盤的な要素が出現する。物理効率性に偏る体質から、萎縮的な向きに発想が向けられることに対しダイナミックな楽観性の化学変化の力を産出する側面に永続を牽引する部分が生まれる。どちらにしても、健康な精神性には不動性が起こる。間違っても地味なネクタイばかりをしめ生真面目さを装うことなくパッーとするような派手派手なものも周囲を明るくする。ハッタリの一つも言えぬと緩和性の作用を喪失し歪な緊張環境が強まり、急激な対立と破壊への懸念が強まる。一定の基礎の健全性をもって変則を起こせる制御性に健康な精神性が映る。堅物的な基礎は寧ろ健全な精神とは異質の歪性とも解される。緊張と緩和の適正から長期的な永続軌道が生まれるように思われます。
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