梅雨も中盤、じめじめした毎日です。
今年は酷暑が予想されているようです。
水不足も心配ですね。
さて、日本ではまだあまり知られていないブランド「マニファクチュール・ロワイヤル」の紹介です。
その起源はかの有名なブレゲが活躍した時代よりもっと遡ります。
自由を尊ぶフランスの原点ともなり、自由主義思想の確立に大きく寄与した啓蒙思想家❝ヴォルテール❞が設立した時計ブランドです。
後のスイスの時計産業発展と大きくかかわったのが宗教改革。
カソリックの迫害を逃れスイスに移住した新教徒(プロテスタント)にはこれと言って食べるための術がありませんでした。
こうした人々に職を与え援助するためにヴォルテールが設立いたのがこのブランドです。
今でこそ世界の時計産業の中心はスイスですが、当時の時計は王侯・貴族の嗜好品として各国の王様のお抱え時計師により進化していった歴史があります。
ブレゲ然り、ブランパン然り、その時代に設立された時計ブランドは後に消滅します。
「マニファクチュール・ロワイヤル」も同様で、その復興を願う著名な実力者により再興されました。
時計の世界で最も複雑で高価な機能の一つがトゥールビヨン。
実はこのブランドは現在、トゥールビヨン製作メーカとして100以上のトゥールビヨンで構成されるパーツを製造、多くの時計ブランドへ供給をしている影の実力者です。
トゥールビヨンというと1,000万円越えが常識ですが、このモデルはかなり良心的な価格です。
シリアルナンバー No.001 すごくないですか!
ちょっと語れますね。
デザインも角と丸を融合させた個性的なフォルムで他のブランドとは一線を画します。
近頃スクエアの時計を探す時計ファンが多くなりましたが、角モデルでこれと言えるものはそれほど多くはないのでは。
一見大きそうに見えますが、ラグの部分が可動式で手首に沿うように巻き付いてくれ、しっかりとフィットします。
「マニファクチュール・ロワイヤル」アンドロジーン・トゥールビヨン
「MANUFACTURE・ROYALE」Androgyne・Tourbillion
ムーブメント:17石手巻き、 キャリバーMR02
振動数21,600A/h 総部品数178
トゥールビヨン シリシウム製エスケープメント
パワーリザーブ:108時間
ケース:ステンレススティール 52個の構成パーツ
ケース径:43mm
防水:3気圧日常生活防水
シリアルNo.:001
価格:7,500,000円+税
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