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ローマ市庁舎があるカピトリーノの丘 [Monte Capitolini] (カンピドーリオの丘とも呼ばれています)に向かう緩やかな階段の左横にある、もうひとつのちょっと急な階段を上って行くと、その上には、サンタ・マリア・イン・アラチェリ教会 [Santa Maria in Aracoeli] があります。
外観こそ簡素ですが、中は大理石の床や柱で美しく装飾されています。
初代ローマ皇帝アウグストゥスは、ある日ここで幼な子を抱く聖母を見て、やがてここに “神の子の祭壇”(アラ・チェリ)が建つだろうというお告げを聞いたと言われています。
このバロックの主祭壇には、その聖母の絵が祭られています。