ボヘミア王カレル1世でもある、神聖ローマ皇帝カール4世が創設した神聖ローマ帝国初の大学が、現在のカレル大学(創設時はプラハ大学) [Univerzita Karlova / Charles University] です。
建物に表示されている “Universitas Carolina” はラテン語で、これは神聖ローマ帝国の公用語がラテン語だったからです。
創設時は法学・医学・哲学・神学の学部があり、カレル・チャペックやフランツ・カフカ、ヤン・フスなど、多くの作家や哲学者を輩出しています。サッカーの元チェコスロバキア代表で、現チェコ代表の監督イワン・ハシェックも、カレル大学出身です。
大学の創設により、プラハはヨーロッパ屈指の学問文化の都市として発展して行きました。
現在は17の学部を抱えるチェコ屈指の総合大学で、日本からの留学生も大勢学んでいます。