poppo徒然画帳

思いつくまま、徒然なるままに、絵や画像とともにつぶやきます。

ジニ係数

2006年01月20日 | Weblog
所得格差が大きくなっているという。所得格差が大きくなるというのはどういうことか?
例えば生活保護世帯が増加し、自殺者が増えているのではないかとか、低所得者層が増えて、その人たちの教育の機会が奪われているのではないかなど、社会問題になる。ジニ係数(Gini coefficient または Gini's coefficient)とは、主に社会における所得分配の不平等さを測る指標のことで、イタリアの統計学者コッラド・ジニによって考案されたもの。所得分配の不平等さ以外にも富の偏在性やエネルギー消費における不平等さなどに応用されている。係数の範囲は0から1で、係数が大きくなるほど、不平等さが高いことを意味する。たとえば、0のときには完全な「平等」、つまり皆同じ所得を得ている状態を、1のときには完全な「不平等」、つまり1人が全所得を独占している状態を示す。経済協力開発機構(OECD)が2004年発表した加盟国のジニ係数では、日本は0.314で平均の0.309を上回っている。日本より不平等の国はアメリカなど数カ国しかない。