poppo徒然画帳

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三重県「熊野地鶏」の出荷再開

2011年09月17日 | Weblog
(写真説明)出荷適齢の生後150日を迎えた地鶏。
14日からようやく出荷が再開された=熊野市紀和町矢ノ川の「紀和ふるさと公社」鶏舎で


 三重県「熊野地鶏」の出荷再開 

電気、水道ようやく開通 2011年9月16日


台風12号に伴う大雨の被害を受けた熊野市紀和町の「紀和ふるさと公社」で14日、停電と断水のため止まっていたブランド鶏「熊野地鶏」の出荷が再開された。同公社は今年2月にも鳥インフルエンザの影響で出荷停止となっている。再三の苦難を味わう格好になったが、一日も早く地鶏を届けようと関係者は動きだしている。

 年間約1万羽の熊野地鶏を出荷する同公社では、紀宝町で発生した鳥インフルエンザの影響で、半径10キロ圏内の「移動制限区域」に含まれたため、約20日にわたって出荷停止となり、経営に大きな打撃を受けた。

 今回の大雨では、鶏舎に被害はなかったものの、鶏肉の処理加工をする施設が停電と断水で作業ができなくなった。

 公社は現在4000羽の鶏を飼育しておりこの間に出荷予定だった地鶏300羽以上が1週間以上にわたって鶏舎に留め置かれた。

 11日、電気と水道がようやく開通し、14日から加工施設が稼働して出荷を再開した。停電と断水により施設が稼働停止していた10日間で出荷の適齢を迎えた鶏は既に700羽以上、まもなく出荷適齢を迎える鶏も350羽以上控える。

 出荷の遅れた地鶏は肉が固くなって品質が落ちるだけでなく、餌代など余分な経費がかかってしまうため、公社は一日も早く加工処理して出荷しようとフル稼働の態勢だ。

 鶏舎を管理する山田倫中央さん(33)は、「今年のように災難が続いたら、個人の業者なら間違いなく廃業だ。我慢の1年だったが、取引先の皆さんは一刻も早くと地鶏を待ってくれている。われわれもその期待に応えるため、何とかしなくちゃならない」と力を込めた。(中日新聞:宮崎正嗣)

 ダブル被害を受けたのですが、負けずに頑張ってください。応援しています。