10月3日が終了し、禁煙生活も59日( 1 ヶ月と28日)が無事終了しました
今日はニコチンについて考えてみて得た事のおさらいを。
禁煙を始めて間もなく2か月になるってのに、未だに脳が喫煙に向かいそうな瞬間がある。
ニコチンの作り出す”禁断症状”と言うのは、いつまで引きずるのか?
諸先輩方のBlogや、科学的見解からニコチンに着目されている方のサイトなどを拝見しました。
学生時代から”科学”は好きだけど”化学”に苦手意識があったボーさんですが、
被写体が自分自身と言う事もあり、妙に納得と言うか、『ホォ~』と思える結果となりましたね。
卒煙ドットコム
ステータス: 足摺岬
卒煙日: 2012年 8月 5日
卒煙からの日数: 0年 1ヶ月 28日 18時間 42分
延びた寿命: 4日と12時間49分
節約できた金額: 24338円(節税分 15694円)
節煙本数: 1192本 100.92m キングギドラ昭和
あなたの肺の状態:
ポイントは”アセチルコリンという神経伝達物質”にあるんですね。
本来脳は上記の神経伝達物質を作り(分泌)出し、アセチルコリン受容体と結合します。
その結果、自律神経を正常に保つ働きが有るんだそうです。
いわば伝達物質と受容体は相思相愛の将来を約束している関係な訳ですね。
で、ニコチンの役は受容体に一方的に好意を持つ第3者的な感じ?
特徴はアセチルコリン神経伝達物質よりもスピードが速く、強引にガツガツ来るタイプ。
伝達物質と受容体が待ち合わせをしていても、伝達物質より先に待ち合わせ場所に来て、
ニコチン君が受容体チャンを強引に連れて行ってしまうと。(現世界なら誘拐だね・・・)
取り残された伝達物質は、何故か『ま・・・いっか・・・』的に後を追わないタイプの様で。
で、受容体チャンは誰でも良いのか、ニコチン君との時間を満喫しちゃうんだって・・・。
ただニコチン君は持久力が無いみたいで、こまめに腹ごしらえしないとダメになっちゃうと。
(俗に言うニコチン切れってヤツですね)
そんな関係を長年続けていると、アセチルコリン君がいじけて引き篭りになっちゃうんですね。
ついには待ち合わせ場所にすら現れなくなってしまう・・・。
もう受容体チャンの心はニコチン君がワシヅカミな訳ですよ!略奪愛的な感じ!?
でもそんな関係も長くは続きません。
”理性”(ここで言うと受容体チャンの父ちゃんか?)がニコチン君を遠ざけようとするんですね。
『何だお前は!!うちの娘を勝手に連れまわして何してるんだ!!』的な感じ?
そう、それが”禁煙する”という状態です。
ニコチン君との楽しい時間を奪われてしまった受容体チャンはそれはそれは苦しみます。
”楽しかった日々を今すぐ取り戻したい!ニコチン君と遊びにいって満喫した~い!!”
しかし心変わりの早い受容体チャンは、3日もするとニコチン君への思いは忘れるらしく・・・。
(体内のニコチンは3日程で排出されるんだそうです。)
ニコチン君が現れなくなった今、受容体チャンを満たしてくれる人は居ません。
淋しさで心が潰れてしまいそうな日々を送る事になります。
『誰でも良いから私を連れ出して~!!』的な感じでしょうか。
(これが辛い辛い煙草の禁断症状でしょうね。)
その頃、引き篭ってしまっていた”アセチルコリン君”、受容体チャンが悲しんでる事を知ります。
『こんな時こそ僕が・・・!!』とでも言わんばかりに、受容体チャンの元へ駆けつけます。
いや、駆けつけたいのに引き篭っていた為に、うまく受容体チャンの元へ行けません!!
アセチルコリン君は動かない足に鞭を入れて、受容体チャンの元へ行こうと頑張ります。
日に日に動くようになる足・・・、やっと自分だけの意志でたどり着けるようになりました。
その期間約1ヶ月・・・、めでたく2人は元の鞘に収まったのでした~。
(受容体がニコチンではなくアセチルコリンを受け入れる従来の形=喫煙前の状態)
4流レベルの恋愛ドラマ風にしてみましたが、タバコによって脳内で起きているのはこんな感じ?
専門的な知識をお持ちの方からすれば不足やツッコミ所満載かもしれませんがご容赦を・・・。
基本的には1ヶ月で脳の組織的な物は正常に戻る計算なんだよね?
それは1ヶ月をさかえに『もう喫煙者じゃない!!』と自信を持って良い事の様な気がするね。
さぁ理屈はわかりましたが、2か月を目前にしても一瞬でも吸いたい衝動が起きるのは何故?
もっと深いメカニズムがあるのかな~・・・。
長くなりまして・・・失礼