うにゃにゃにゃ
さよならの奥に沈んでいった
幼さとか
あたたかい思い出とか
大きかった手のひら
抱かれて歩いた頃の夢
しゃぼん玉の不思議
ぱちん
知らないうちに
弾けて溶けた
高かった滑り台にも
背は追いついて
体を揺らして必死でこいだ
ブランコの下にも足は届く
風は掴めないのだと
僕は飛べないのだと
星には届かないのだと
夢は叶わないのだと
知ったのは 何時か
認めたのは 何時か
人見知りだったはずの僕は
世間で過ごすことを知り
たくさんのうそを覚えた
出逢ってしまったら
いつかは必ず別れるのだと
さよならが来るのだと
永遠に続くことはないのだと
解っている
だけど
僕は永遠に飛べることはなくて
風も 星も あの頃の夢も
ぼくの手は掴むことができなくて
そんなの知ってるんだけど
解ってるんだけど
踏んだ土
ふやふや
ぬかるみ
どろぬま
あぁ
あぁ
今日は春休み最終日です・・・
はぁ。
寝ます。
おやすみなさい。
死にたがりの僕らが生きる明日
昨日までの思い出と一緒に
今日死ぬのはもう無理で
明日はきっと死ねるかな
いつかはきっと死ねるから
曖昧な希望
ぼくの夢
高い所に立つのは怖くて
刃物を握るのは危なくて
一歩踏み出したら
その切先を突き立てたら
死んでしまうよ
死んでしまおう
自分を信じられない
本当に死ねるのだろうか
本当に死んでしまうのだろうか
ぼくはぼくを信じられない
ぼくは明日を信じたくない
大嫌いなはずの自分
守りたくて 守りたくて
そんなの信じたくなくて
殺したくて 殺したくて
消えてほしくて
消してほしくて
抱き絞めてほしくて
こんな ぼくの
冷たい手を握ってほしくて
認めてほしくて
受け入れてほしくて
それでも
ぼくは死にたがる
だから
ぼくは死にたがる?
あぁ
もうよくわからないや
信じてないなんて嘘だから
ねぇ お願いだから 愛してよ
ぼくもきっと愛してるから
ねぇ おねがいだから
誰でもよくないよ。
ぼくじゃなきゃダメなんだよ。
ぼくがいい。