2022年も残すところあと1日、今年も墨東集中治療科ではいろいろな出来事がありました。
1月 当院初の診療看護師がICUへ赴任
3月 集中治療医学会総会でH先生がCOVID-19に対するiNO療法で熱演
4月 2名の集中治療科スタッフと1名の集中治療フェローが赴任
6月 内科関東地方会で奨励賞と指導医賞を受賞
8月 EWS導入(RRSがより効率的に)
9月 集中治療専門医研修施設へ認定
Intensivistセミナーで当科スタッフが企画・主催
10月 東北文化学園から2名の診療看護師学生実習受け入れ
11月 集中治療科コーディネーター制度の導入(ICU/HCU入退室や
コンサルテーション、HCU対応、RRS対応がスムーズに)
新たな集中治療専門医2名(当集中治療科では計5名)と
緩和医療認定医1名の誕生
2023年度からの特定行為研修認定施設へ申請(承認待ち)
12月 Intensivist誌 多職種連携 当科スタッフの企画が書籍化
明治薬科大学との業務提携(既に学生実習は受け入れ、今後臨床研究も)
上記以外にも、院内セミナー(クリティカルケアセミナー、人工呼吸器セミナー、緩和ケアセミナー、ICLS)、院内外からの臨床研修受け入れ(感染症、救急、循環器、麻酔、都立広尾、都立駒込、前橋赤十字)、現在墨東人財育成センターの設立、CCMマニュアル(その他も進行中)の編集や執筆へも積極的に関わりました。おかげさまで、ICU病床稼働率は初年度70%台から今年度80%台へと順調に伸びてきています。
2023年度は新たに4名の集中治療フェロー(計5名)が加わり、より活発で幅広い活動を 目指していきます。
2023年度の当科の診療目標は、
- 多職種連携を活かした患者のニーズへ寄り添った安全かつ質の高い診療
- 働いていてわくわくするような職場の提供:医学への好奇心、多様性の受け入れ
- 医学教育と臨床研究活動の充実
です。来年も引き続き、墨東病院集中治療科をどうぞよろしくお願いいたします。