飯塚です
今回は6月までローテしてくれた菅原先生からのコメントです
S2の菅原です。
現在は膠原病科に所属しており、ゆくゆくは総合診療の道に進もうと思っております。
総合診療やるなら全身管理もできなきゃダメでしょ!って思い、ICUを2ヶ月回らせてもらいました。快く引き受けてくださりありがとうございました。
ICUではこれまで人工呼吸器や透析など苦手意識のあったメカニカルな管理や心外術後や脳外術後などこれまで全く見たことなかったものまで色々と経験でき、毎日新しい知識に触れることができてとても楽しく、充実した日々でした。しかも、ICUの先生方は既にめちゃくちゃできる!のに、毎日毎日新しい論文とかを供給してくれて、何歳になっても学んでいく姿勢にとても刺激を受けていました。
また、そんな最新の情報を取り入れつつも、多職種カンファレンスを行うことで患者さんや家族の治療の目標を繰り返し話し合っていたのが印象的でした。エビデンスだけに目を向けるのではなく、あくまで患者さんが望むゴールに向かっていく医療を実践していて、自分としても医療従事者としてのあり方を改めて考えさせられました。本当に患者さんのためになる医療ってとても難しくて、医学的なことはもちろんだし、それに加えて患者さんや家族の生活にまで全てに目を向ける必要があって、、。それを毎回のようにやっているICUチームは本当にすごい!と感じました。
自分も常に新しい知識を貪欲に吸収しながら、真に患者さんのためになる医療を考え、提供できる人になれるように頑張りたいと思います。
改めて2ヶ月間お世話になりました!
今後ともよろしくお願いします。
菅原先生はローテ前より膠原病チームの若手ホープとして、ICU入室された症例で共に診療にあたっていたので「お待ちかね」という登場でした
同じチームになり改めて彼の知識の深さに感心させられました
自分が印象的だったのはローテーターで初めて、多職種倫理カンファレンスの司会をしてくれた事です
きちんと四分割表の意義を理解し、主科だけでなく広く意見を求めて患者さんのQOLを保つための最善の手段を探る姿勢は、とてもローテーターには見えませんでした
頭も顔も良い彼の今後の活躍がとても楽しみで仕方がありません
しばらく院外ローテが続くということで寂しくて仕方ありませんが、戻ってきた時にはまた一緒に切磋琢磨していきたいものです
菅原先生、2ヶ月間お疲れ様でした!