今年はネットでイタリア語放送なのでそれほど熱心に見ていないのだが、昨日放送を見ていたら、なんと4人の逃げグループに新城が入ってるじゃないの!!最初は逃げがいるなぐらいにしか思ってなかったのが、よく見ると日本人選手が混じっているので驚くのなんのって。
どうせつぶされるだろうと思ったが、残り30km,20kmと集団とのタイム差を維持している。残り10kmきってから集団が猛烈に追い上げて捕まりそうになったところで新城が単独でアタック!
このとき逃げは1人脱落して新城を含めて3人。当然残された2人は新城の後を追う。
一旦吸収されて再び先頭の逃げは3人になる。この時点で残り1kmをきっていて逃げ確定。あとは3人でのスプリント勝負だが、単独でのアタックで足を使ってしまった新城に勝負に加わる力は残ってなく、3位でゴールフィニッシュ。
結果自身のグランツール最高位である5位を上回ったわけだが、前回が集団ゴールだったことを考えると、今回の逃げを決めての3位はその順位以上に価値がある。
それにしても残念だった。純粋なスプリント力で考えれば逃げの3人の中でも新城が有利だったろうに、最後は勝負すらさせてもらえなかった。しかしあそこでアタックをかけなければ集団に吸収されていたし、アタックをかけた時点でゴールスプリントでの負けは決まっていたようなもの。
そうなると新城が勝つために取るべきだった手段は、単独アタックを成功させて逃げ切るか、逃げの他の2人がアタックをかけるまで待つことだったろう。もちろん結果論なのでなんとでも言えるが。
そう考えると、3位ってのはあともうちょいとも取れるが、その差は結構デカイように感じる。経験と地力の差と言うのだろうか。
まぁ、そんなの関係無しにパッとステージ優勝するかも知れないし、チャンスがあることは今回分かったので、是非次回は良い結果を見てみたいものだって話(・∀・)
・J SPORTS
・La Gazzeta dello Sport: Giro d'Italia
・Gazzetta TV
・CYCLINGTIME.com
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bonjovi
ヤスジャック
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