さよならteacup

50インチ倶楽部へようこそ

先日友人の家に行ってテレビの配線変更を行ってきた。と言うのも、8〜10畳ほどはある居間に、今時部屋の隅に斜めに液晶テレビを置いていたからだ。ブラウン管時代によく見られたこの配置は、奥行があるブラウン管がなるべく邪魔にならないようスペースの有効活用という点で用いられていた。もちろん薄型液晶の時代にこの置き方は滑稽極まると言わざるを得ない。

以前からその指摘はしていたものの、「この部屋の造りだとここしかない」の一点張り。しかも斜めに配置するものだから大きなテレビを置くことが出来ずに、32型というサイズで満足している始末。しかし、どうしてここまで部屋の隅に固執するのかとしつこく聞いてみると、彼はその重い口を開き答えてくれた。

何てことはない。テレビ用のコンセントがそこにしかないというじゃないの。そうなると話は簡単で、線を延ばせば良いだけだ。ところが友人はこの案に難色を示す。線が床を這うのは勘弁したいと。そこでオレは配線モールを使って天井に線を這わせて見えないように出来る事を説明し、渋々ながらも了解を得る。

この手の施工はイメージさえ出来ていれば案外早いもので、昼からスタートして買い物も含めて夕方には終わってしまった。同軸ケーブルは15m、配線モールは20mほど使っただろうか。仕上がりは上々で半信半疑だった友人も満足してくれた。部屋の配置も一新され、ソファとテレビを正面に向かい合わせたところで、ある事実に友人は気付く。「テレビ小さいな……」

そう、今までは斜めに置いていたのでさほど気にならなかったテレビの大きさが、この部屋の大きさには物足りないことにようやく気付いてくれた。この日はこれで帰ったのだが、友人も大型テレビを買うことを約束してくれた。

そして昨日、友人から1通のメールが届いた……「悩んだ末にT社の55インチを買いました」


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